<お菓子作りは化学だと思う>
~マフィン編 vol.05~
どの世界にも”流派”というものが
存在するかと思いますが
ここマフィン界にも2つの巨大勢力が
存在するんですよ
それは、マフィンに加える油分が
バターか、オイルか、という流派でして
私は熱烈なバター派だったりします
ですので、ご紹介する本は基本的に
バターを使ったものが多くなるのですが
今日は麻布十番に店を構える
Hudson Market Bakersの本…
”オイル派”の本をご紹介したいと思います
というわけで、この本のレシピは全て
バターではなくオイルに特化しておりまして
そういう本は珍しいと思います
(両方載せている本が圧倒的に多いです)
このレシピにはジンジャーが入っているので
それも珍しいと思います
なので、私がコウルサク言っている
”乳化”作業がないので超・短時間で
焼きに入ることができるんですね、はい
(5分程で混ぜる工程は終了しちゃう)
ただし、仕上がりの食感も
オイル使用のマフィン独特の感じでして
表面はだいぶサクサクしますけど
中身はあっさりしていて
バターのようにフワフワにはなりません
繰り返しになりますが
私は圧倒的にバター派です!
世の中が、どれだけビーガンだとか
グルテンフリーだとか言ってても
私は俄然、バター派です!
でも、作業は本当に楽ですし
オイルマフィンが好きな方には
この本はオススメかと
それから特筆すべきは、
バリエーションの豊富さでして
私はオイルベースのマフィンは作りませんが
様々な具材の組み合わせが参考になるため
もっぱらアレンジの参考本として
とっても重宝していたりします
さて、作り方です
本当に作り方は簡単でして
粉類以外の材料を一気に入れて混ぜます
<ちょっとしたコツ>
コツと言う程ではないのですが
私はオイルを測る時は、
いつも直接ボールに入れてしまいます
(予め、他の容器に測っておかない)
ちなみに、他は必ず初めに計量してから
作り始めるようにしています
そうでないと、工程と工程の間に
余計な間が空いてしまって
混ぜたものが下に溜まってしまったり
泡が潰れてしまったり…と、
失敗に繋がる小さなミスが増えるからです
さて、全部入れてぐるぐる混ぜたら
あとは粉を振るって入れて混ぜるだけ…
おお…なんと簡単、なんと手軽…
まぁ、そもそもマフィンって
”家庭で手軽に作れるお菓子”なんですけど
それにしても、このシンプルさは凄いです
このレシピはクランブルも載せないので
少し寂しいかな、と思いますから
お好みでナッツなど載せてもよいかと…
てなわけで、コツも何もないのですが
これにて出来上がりです!
それにしても、なんでオイルマフィンって
こういう独特のツルンとした顔になるのかな
いやはや、確かに簡単だしヘルシー!
が、アメリカ人がどれだけオイルマフィンを
好きだとしても、やっぱり私はバター派…
ってことで、星は3つです、はい
\化学っぽく上手くなる・本日の豆知識/
さて、バター派とオイル派が別れる理由は
ヘルシーか否かという観点もありますが
食感・味わいで好みが分かれる気がします
ではバターとオイルがもたらす作用の違いは
いったい何なのか?
それはズバリ、生地に弾力を与える
グルテン(タンパク質)に接した時に及ぼす
働きかけの違いなんですよ
バター等の動物性油脂は
このグルテンをバラす性質がある一方
菜種油等の植物性油脂はグルテン同士を
滑らかに繋げる性質を持っているんです
だから、オイルを使ったマフィンは
バターを使う時のように必死のバッチで
バターに空気を含ませて…卵で乳化させて…
なんてしなくても、生地が膨らむんですよ
(ベーキングパウダーの力がメイン)
\このレシピ本をポチりたい方はコチラ/
マフィンとビスケット By HUDSON MARKET BAKERS(著:おおつぼほまれ)
\このレシピに使う材料は、いつもコレ/
★薄力粉:ドルチェ
★砂糖:細目グラニュー糖
★オイル:菜種油
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他にも色んな知恵と工夫がたくさん…
みなさん、すごいなーって思います
美味しい暮らし♪♪
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MICHI