<お菓子作りは化学だと思う>
〜マフィン編 vol.01〜
私のマフィン・レシピのスタメンは
なんといっても吉野さんのコレ!
Amy’s Bakeshopの本なんです
![](https://5stars-m.com/wp-content/uploads/2019/10/IMG_6821-300x300.jpg)
私が初めて「美味しい!」と思った本もコレ!
そして、初めて「乳化」という工程の大切さを
教えてもらったのもコレなんですよ
そして、そして、サワークリームという
普通のマフィンには使わない材料を使うことで
こんなにも口当たりが変わるのかーーーー!と
大きな驚きと発見をしたのもコレ!
このAmy’s Bakeshopという本なんです!
この本に載っているマフィンは
(サワークリームが入っているものは特に)
とってもフワフワに仕上がるので
「こんなフワフワなマフィン、初めて」
と褒めてもらえること間違いなしでして
心から自信を持ってオススメします!
基本的には、巻頭のブルーベリーマフィンの
生地をベースにしながら、
季節に合わせて果物を変えることが多いです
出来栄えを左右するのは、
(本の中で吉野さんも触れていますが)
バターと卵をしっかり”乳化”できるか?です
バターと卵が一体化してモコモコしたら成功
(ミキサーが重くなるので分かります)
バターと卵が分離しちゃったら失敗です
(ミキサーは重くなりません…残念…)
ちなみに、卵とバターは両者の比率が
閾値を超えると分離してしまいます
ので、一番大切なのは、後半において
卵を入れるスピード(量)なんですよ
<コツ①>
本には、卵をひとつずつ入れるようにと
書いてあるんですが、私は
・1個目はそのままポイッと放り込む
・2個目は別容器に割って少しずつ足す
という風にしています
これで失敗確率は、ほぼゼロになりました
この”乳化”という山場を超えられたら
次に意識するのは「混ぜない!我慢!」です
<コツ②>
よく混ざったバターと卵に、
小麦粉を2回に分けて入れるのですが
とにかく混ぜ過ぎないようにしています
一時期、小麦粉を入れて混ぜ終わった時点で
粉気がたくさん残るように作っていました
その方がフワフワに仕上がるからです
ですが、硬くなるのを恐れるがあまり
混ぜが足りなくなってしまうと
上に向かって上手に膨らまないことが判明…
そのため、今は最低限(これくらいまで)に
粉気がなくなるまではヘラで混ぜています
そして最後に、ハンドミキサーを使って
30秒間しっかり混ぜる工程を通じてツヤが
きちんと出てくるんですよ
なので、繰り返しになりますが、
混ぜない!我慢!で乗り切ってください!
それが終われば、
最後はクランブルを載せるだけ!
ちなみに、アイスディッシャーを
使うと綺麗な山が出来るように生地を型に
入れることができるので、私は重宝しています
お菓子は見た目も大切だと思っているので
こんな風に綺麗に山が作れることは
結構大事なポイントなんです
あとはクランブルを載せて焼くだけ!
そのフワフワ感から、
マフィンはベタベタしてて苦手…という人に
必ず「美味しい」と喜んでもらえる!
そんなモテモテマフィンは、堂々の星5つ!
\化学っぽく上手くなる・本日の豆知識/
本来なら繋がることのない水と油を
+αの材料によって化学反応を起こし
混ざり合った状態にする事を乳化といいます
その代表格が卵黄でして、
バターと卵が滑らかに混ざり合うのは
この卵黄が両者を結合するからなんですよ
そう、乳化は正真正銘の化学反応なんです
だから、その反応をスムーズに進めるために
かき混ぜる時は一方方向でお願いします
その方が円滑な反応が促進されて
焼き上がりに余分な油分が出ることがなく
しっとりした美味しいケーキになるんですよ
\このレシピ本をポチりたい方はコチラ/
ニューヨークスタイルのマフィンとケーキ(著:吉野 陽美)
\このレシピに使う材料は、いつもコレ/
★薄力粉:ドルチェ
★砂糖:細目グラニュー糖
★バター:四つ葉無塩バター
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他にも色んな知恵と工夫がたくさん…
みなさん、すごいなーって思います
美味しい暮らし♪♪
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MICHI