ペロリ系・大阪

見た目は芸術的…大阪のカヌレ専門店「カヌレ・ド・ジャポン」

<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
~大阪スイーツ・パン編 vol.02

カヌレというお菓子をご存知ですか?

それは、
ワインの産地・ボルドーで生まれたお菓子
ワインの樽洗いに使う卵白の片割れ=卵黄を
捨てるのが勿体無い、と発明されたんだとか

さて、このカヌレ
ガリガリ系とブヨブヨ系の2派がありまして
ブヨブヨ系だなんて悪意のある呼び名を
つけている時点で察さられるように
私は俄然、ガリガリ派です(笑)

意外なのは、本場ボルドーでは
実はブヨブヨ系が主流らしいとのことで
どうしても、それが信じられないため
近々、真偽を確かめて来ようと思ってます

<このお店のこと>

とまぁ、ここまでブヨブヨ系を酷評しておき
なんですが、今日ご紹介するのは大阪にある
ブヨブヨ系カヌレ専門店です


めちゃくちゃお洒落な見た目のせいか
結構、流行っているみたいでして
大阪には3店舗を構えてるんだとか


前回食べた時は、ブヨブヨ系ってだけで
対して味わいもせず、星1つだったのですが
今一度、公平に評価してみようじゃないか
ということでこの度、再訪いたしました

ここは常時、8種類のカヌレが揃っていて
そのうちの3つは季節によって変わります
今回は河内晩柑、いちじく、さつま芋でした


ちなみにスタメンは、プレーン、カカオ、
きな粉五穀、抹茶ピスタチオ、
そして、ほうじチャイの5つみたいです

さて、改めてお味の方はといいますと
やっぱり、基本的にはブヨブヨなので
カスタード感は薄れてまして
ガリガリ系をかじった時にブワーっと出る
卵黄の風味なんかもゼロでした
(それが好きなのになぁ残念


ですが、段々と食べ進めていくうちに
ひつとひとつ丁寧に作られているだな、と
作り手の愛情が感じられて来たんですよね

デコレーションは華やかで繊細だし、
小さなトッピングの仕込みもちゃんとしてて
フレーバーにもセンスを感じるし、
お手土産に持っていきたい、と思えるかも

<このお店のすごいやつ>

ちなみに、私が好きだったのは
いちじくさつま芋ほうじチャイでした




特に、いちじくとさつま芋は
果実?が中身の半分以上を牛耳ってるので
カヌレというより
いちじくやさつま芋のお菓子って感じ

あとは、シナモンとかジンジャーとか
アクセントに差し込むスパイスの加減が
とてもお上手だなと思いました

ということで、
カヌレとは違う食べ物ってことにすれば
かなりレベルは高いと思うのですが
これがカヌレって言われちゃうとなー
私の哲学とは反するんだよなー


てなわけで、カヌレではないという条件付で
(カヌレ専門店なんですけどね)
4つ、ですかね

\お店の詳細はコチラ/
https://tabelog.com/osaka/A2701/A270101/27082102/

*****
世の中は食いしん坊のための情報で
溢れています(笑)

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MICHI

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