シフォンでフルーツサンドを作るなら…バターミルク味がGOOD

＜お菓子作りは化学だと思う＞
～シフォンケーキ編 vol.03～

お料理を作るのと同じように
お菓子を作る際にも旬を意識しながら
季節のフルーツを取り入れたいですよね

そんな時、生で食べた方が美味しい果物も
意外と多くて扱いに困ったりしませんか？

本当はタルトレットがサクッと作れれば
それが一番いいのでしょうけど
結構、手間がかかるので腰が重くなるのも
正直なところ…

そこで私が重宝しているのが、この本！

この本の最後の方に載っている
バターミルクシフォンケーキなんですよ

味は、王道のスポンジケーキみたいで
食感は（シフォンケーキなので）
もっとフワフワと軽い感じ…

慣れてくれば、作業時間は15分位ですし
生クリームの扱いも超簡単な上に
見た目も悪くないだなんて…

いやはや、本当に頼れるレシピですよね

というわけで、本日は直近2～3年で
急激に人気爆発のシャインマスカットで
フルーツシフォンサンドを作ります

＜ちょっとしたコツ①＞

シフォンケーキの命でもあるメレンゲを
丈夫に作るためのコツは先日お伝えしました

今日は、更にキメ細かいメレンゲを作る為の
プラスαの一手間をご紹介したいと思います

それはズバリ、ハンドミキサーを
（本では高速で回すだけ、ありますが）
高速から低速に切り替えて、しばし混ぜて
気泡の大きさを小さくすることです

その理屈については後で説明しますが
こんな風に低速でボウルに沿って回すと
大きな泡が吸い込まれていって
小さな泡として出てくるのがわかるかと

これが意外と快感でして（私だけ？）
私はこれでもか！ってくらい回します！

ここまで出来たら、あとは過去の投稿に
書かせていただいたように、とっても簡単！

まずは、メレンゲが驚いて潰れないように
卵液をメレンゲの仲間だと思わせるべく
卵液にメレンゲをひとすくい入れましょう

それが終わったら、あとは躊躇わずに一気に
卵液をメレンゲに投入して手早く混ぜます

あとは、オーブンに入れて焼くだけです

完全に冷えたのを確認したら
シフォンナイフで生地を型から剥がして
ケーキを抜き取ってくださいね

＜ちょっとしたコツ②＞

ちょっとしたコツ…なのかは不明ですが
8～10等分したシフォンケーキに入れる
生クリームは100mlが適量です
（要するに半パックが適量です）

でもって、大さじ1のグラニュー糖が
甘過ぎなくて美味しい！と言ってもらえる
ベストな投入量です

これを、絞り袋にせっせと入れて
直径1cmの丸型の絞り型で絞り出して…

あとはフルーツを好みで飾れば
フルーツシフォンサンドの出来上がり！

今回は、シャインマスカットでしたが
イチゴでもバナナでもマンゴーでも…

表面に水気があまりないフルーツの方が
この手のトッピングには向いています

別で生クリームを泡立てるのは
正直、少しだけ面倒かもしれませんが
シフォンサンドは老若男女に支持される
頼もしいレシピなんですよ

なので、是非ともレパートリーに
入れてあげてくださいませ

ちょっとしたお呼ばれの手土産に
喜んでもらえること間違いなしですよ！

ということで、星の数はオススメの4つです

＼化学っぽく上手くなる・本日の豆知識／

意外と知らない人が多いのですが
ハンドミキサーは速度によって
できる気泡の大きさが変わってくるんです

高速で泡立てると、
より多くの空気が中に取り込まれるため、
気泡は大きくなります

一方、低速で泡立てると、
あまり空気が入らないため
気泡は小さくなります

お菓子のフワフワ感を形成するのは
卵などを泡立てる時にできる”泡”だと
常々お伝えしておりますが
この泡がキメ細かい方が、仕上がりは
滑らかになる…というのは想像し易いかと…

よって、ミキサーで何かを泡立てる時は
高速から始めて、低速で終わるとよいです

高速で（大きくていいから）気泡量を増やし
それらを低速で細かい泡に変えていく…
これが王道のミキサーの使い方なんですよ

＼このレシピ本をポチりたい方はコチラ／
シフォンケーキ パーフェクトブック（著：福田 淳子）

＼このレシピに使う材料は、いつもコレ／
★薄力粉：スーパーバイオレット
★砂糖：細目グラニュー糖
★オイル：菜種油

＼このレシピに使う道具は、いつもコレ／
★アルミのシフォンケーキ型（17cm）
★シフォンナイフ

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