<もっと知ると、もっと楽しい>
〜フランスのすごい食品編 vol.47〜
フランスは、
ただいま、国中がバカンス真っ只中…
コロナの監禁令の際にも、営業が許可され
フランス人にとって命に関わる商業活動だと
政府に公式認定されたパン屋という職業も
夏が来れば、例外なく長期休暇に入ります
パリみたいに大きな街の場合は、
近所のパン屋さん同士で相談し合って
互いの休暇が被らないようにするんですが
パイセンのホーム・タウンみたいに
村にはパン屋さんが一軒だけ…といった
小さな集落は、どうするのか?というと
なんと、近隣の村からパン屋さんが
車で出張販売にやって来る、とのこと…
これほどまでに、地域社会が連携して
毎日、パンを家庭に届けることに
全力を尽くしているだなんて…
やっぱり、ここはパンの国なのね…と
妙に嬉しくなるのは、私だけでしょうか?
えー、さて…
せっかく、パンの話になりましたので
本日は、最近知ったバゲットの豆知識を
少しお話しできれば…と
一言でバゲット…といっても
フランス人たちは、それぞれ自分好みの
焼き加減というものがあるらしく
そのパターンは、次の3種類…
A:よく焼き(Bien cuit)
B:黄金(Dorée)
C:白(Blanche)
その呼び名から想像して頂けると思いますが
A:表面がガリガリしている固い食感
B:適度にカリカリしている王道食感
C:少し柔らかめの食感
ってな感じになっておりまして
A:パパは、これが好き
B:マモンは、これが好き
C:パイセンは、これが好き
と、見事に嗜好が分かれているそうな
ちなみに私は、Cだと物足りない感じだし
Aだと顎は辛いわ、口の中が切れるわで
食事どころじゃなくなるんで
やや不服ではあるものの、
(AとかCの方が、玄人っぽいから)
現状、王道のBに納まっております、はい
余談ですが、
バゲットの端っこの事を”クルトン”と呼び
これも、人によって好き嫌いが分かれる模様
クルトンって言えば、
シーザーサラダやスープに入っている
小さなパンのカケラを想像しますが
もともとの意味は”パンの固い部分”…
つまりは、パンの端っこを指す言葉でして
油でカリカリに揚げた小さなパンのことを
(同じように固い食感をしているので)
クルトンと呼ぶようになったのは、もっと後
そう、つまりはバゲットの端っこ…こそが
クルトン的には、本家本元なんだそうです
ちなみに、パパはクルトンも大好き
そして、自分の大好きなクルトンを
大変優しくも私に譲ってくれるのですが
A=よく焼き+クルトンの攻撃力と言ったら
そりゃもう、半端ないもんですから
毎回、これを食べ切るのに命がけであります
ほら!
MICHI、クルトンだよ!
なんつって、
無邪気な笑顔でクルトンをくれるパパと
それを断れずに受け取る、超・日本人な私…
ああ、あの時は、
クルトンは、パパが食べてくれていいのに…
と、心から思っていたにも拘わらず
こうしてパリに帰って来た途端に
無性にクルトンが食べたくなるのは
いったい、ぜんたい、何故なんでしょうか?
おそるべし
フレンチ・パパの刷り込み力
計り知れぬ
フレンチ・バゲットの中毒性
否めない
そんな自分のM気質
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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どうもありがとうございました
MICHI
ブログシステムの不調のせいなのか?過去投稿が一気にアップされる現象に遭遇&夏バテもあり久しぶりにコメントさせていただきますw
私はAとBの間くらいがいいです。(なんの主張か?)
移動式パン屋はどんな合図でやってくるのか気になるね。石焼き芋~風ではないと思うけど。
ささてつさん、こんにちは!
夏バテの中、コメント頂けるとは…本当にありがとうございます!!
とっても、嬉しいです。(ファンも喜びます)
ブログシステムの不調のせいなのか?
↓
いえ、ワタクシの怠慢です、スミマセン(苦笑)
私はAとBの間くらいがいいです。
↓
おお…パイセンは、ややカタ派ですか(笑)
ちなみに、パリっ子たちは、そういう微妙な調整については
パン屋さん自体を変えることで実現している模様です。
〇〇店のAよりも、△△店のAの方が、ちょっと焼きが弱い、的な?
移動式パン屋はどんな合図でやってくるのか気になるね。石焼き芋~風ではないと思うけど。
↓
驚くなかれ、移動式パン屋さんは、無音でやってまいります。
だから、庭で待ち構えていないと見逃します。
とはいえ、なんとなーく…の時間は決まっているみたいなのと
何度かグルグル回るので、一度見逃しても大丈夫…的な感じです。
書いてて思いましたけど、地域社会が連携して
各家庭にパンを届けることに全力を尽くしていると思いきや、
最後のツメの部分は、案外、緩いもんですな(笑)