<お菓子作りは化学だと思う>
~シフォンケーキ編 vol.01~
シフォンケーキを売っている店って
案外見つけるのが難しいんですけど
シフォンケーキが好きな人って
周囲で見つけるのに苦労しないんですよね
なぜ、このシフォンケーキというお菓子に
ここまで需給バランスの崩れが生じてるのか
その理由はわからないのですが
そんなこともあって、シフォンケーキを
持っていくと喜んでもらえることが多いです
シフォンケーキというと
「作るのが難しそう」という声も聞きますが
ちょっとしたコツを抑えるだけで
本当に誰でも簡単に作れるんですよ!
そんなシフォンケーキ作りにおいて
私がバイブル化している本がこちらでして
他のレシピ本を使って作る際にも
基本の工程はこの本を参照するくらいです
本日は、そんな本の中で冒頭に載っている
ベーシックなレモンシフォンケーキを元に
シフォンケーキのコツをご紹介いたします
<ちょっとしたコツ①>
シフォンケーキ作りの出来栄えを左右する
強いメレンゲ作り…その最大のコツは
今からご紹介するメレンゲ作りの際の
たったひとつのシンプルな作業です
それは、卵白を泡立て始める前に
冷凍庫で半冷凍状態にする、ということ
キワにうっすらと氷の幕が出来るくらい
しっかりと冷やしてください
なぜなら、卵は温度が低い方が、
キメの細かい、硬くて丈夫な気泡ができる為
こうすれば、誰でも簡単に強くて丈夫な
メレンゲを作ることができるんですよ
もう、これだけやっていただけたら
あとは終わったも同然です
グラニュー糖を3回に分けて投入し
徐々にメレンゲを安定させていくわけですが
初めのグラニュー糖を入れる前に
液状の卵白が下に溜まっていないか
きちんと確認してから入れるよう注意です
これくらい泡立ててから、入れて下さいね
また、2回、3回とグラニュー糖を入れる際も
十分に泡立ててから入れるように心がけると
よろしいかと思います
<ちょっとしたコツ②>
もうひとつ、メレンゲ作りにおけるコツを
お伝えしようと思います
先ほどのコツは、強くで丈夫なメレンゲを
作るためのものでしたが
こちらは、キメの細かいメレンゲを作るための
ちょっとしたテクニックになります
食べた時の口当たりを滑らかにする
最後の最後のこだわりみたいなものなので
面倒臭いようであれば省いてもOKです
最後のグラニュー糖を入れて、ある程度
メレンゲが安定したら、ミキサーの速度を
高速から低速に切り替えて1~2分くらい
全体をかき混ぜて下さい
ミキサーは、高速だと大きな気泡が、
低速だと小さな気泡ができる仕組みなので
そうすることで、キメの細かいメレンゲに
大変身させてくれるんですよ
はい、これで強くてキメの細かいメレンゲが
できあがりました!
これだけ強くてキメの細かいメレンゲであれば
恐れることなく、卵黄+小麦粉の液を入れて
メレンゲの塊がなくなるまで、しっかりと
混ぜ合わせても大丈夫!
ちょっとやそっとじゃ泡は潰れません!
ここで、メレンゲの泡が消えるのを怖がり
混ぜ込みが足りないと、メレンゲの塊が残り
焼き上がり時に大きな穴を作ってしまいます
繰り返しになりますが、これまでの工程で
混ぜ込みに負けない強いメレンゲを
作ることができているので、是非、安心して
ねちこく混ぜ合わせて下さいね
<ちょっとしたコツ③>
さて、最後にお伝えしたいコツは
シフォン型からケーキを取り出す時の話です
せっかく綺麗に焼けたのに、
取り出す時に周りがボロボロになっちゃった
なんて残念なことはありませんか?
私も初めは、その悲劇に頻繁に遭遇しました
何度か失敗を繰り返す中で、学んだのは
完全に冷えるまで待つ、ということです
周りは冷えたように感じても
中心の穴の部分は生温かいことも多くて
そんな時に無理に取り出そうとすると
100%の確率でボロボロになります
ちゃんと冷えたことを確認してから
シフォンナイフで丁寧に剥がすと
それなりに綺麗に取り出せるかと思います
というわけで、いかがでしたでしょうか?
ちょっとした一手間で、誰からも褒められる
フワフワのシフォンケーキ…
私のケーキは、メレンゲのキメが細かいので
友人からは「シュワシュワケーキ」と呼ばれ
気に入ってもらっています
そんなシフォンケーキのレシピは
自信を持ってオススメできる星5つです!
是非とも一度、試してみてください
\化学っぽく上手くなる・本日の豆知識/
フワフワしたケーキを作るには
たくさんの細かい”泡”が必要でして、
作業工程で泡を潰さないことが
とっても重要になってくるんですよ
ちなみに、シフォンケーキのフワフワは
卵白の泡…すなわちメレンゲが大元ですが
放って置いたり、液体が混ざったりすると
卵白の泡は簡単に潰れてしまうんです
そこで登場するのが砂糖でして
砂糖には、卵白の泡の膜を固めて安定させる
非常に頼もしい性質があるんです
これを利用して強いメレンゲを作り
焼き上げるのがシフォンケーキなんですね
一方で、泡の膜が固まるということは
それだけ泡立ち難くなるということで…
ですから、シフォンケーキでは
砂糖を投入することで安定的な泡を作りつつ
一度に入れる砂糖の量を少なくすることで
新たな泡が立つように調整しているんですよ
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まいにち食べたい“ごはんのような”シフォンケーキの本
\このレシピに使う材料は、いつもコレ/
★薄力粉:スーパーバイオレット
★砂糖:細目グラニュー糖
★オイル:菜種油
\このレシピに使う道具は、いつもコレ/
★アルミのシフォンケーキ型(17cm)
★シフォンナイフ
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他にも色んな知恵と工夫がたくさん…
みなさん、すごいなーって思います
美味しい暮らし♪♪
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MICHI