<生地に向き合うということ>
ちょっとした巡り合わせがあって
海外でマフィンを焼こうということになり
オーブンのあるアパルトマンを借りて
最低限の道具と共に旅立ちました
卵が日本のより1.3倍くらい大きかったり
サワークリームが4種類もあったりで
材料ひとつ買うにも苦労したんですが
一番違ったのはバターの質とオーブンの火力
いつも使っているハンドミキサーは
日本に置いて来たので、私の相棒は
ゴムベラ1本とホイッパーだけ…
ほぼ気合だけでバターに空気を含ませ
慎重に卵を入れつつ確実に乳化させる過程は
とっても緊張がありました
ですが一方で、生地の具合を見つつ
時折、ボウルを温めて立て直しながら
全てを卵を入れ終えた時の達成感は
これまで経験したことのないものでした
また、オーブンが弱いことを知ったのは
初回に所定時間で焼き上がらなかったから…
なので2回目は、温度を上げたものの
常に生地の膨れ具合を見ながら
温度を微妙に調整していったりもしたんです
そうしていたら、15分を超えたあたりで
生地の焼ける良い香りが漂って来て
水蒸気が真っ直ぐ上に昇っているのを
示すかの様に、綺麗な膨らみも出て来ました
でもって、2回目は所定時間内で
綺麗な焼き色もついて完成した訳であります
今回のマフィン作りを通じて、
改めて…ではありますが
生地をじっくり観察しながら作業を進める事
そして、軌道修正しながら仕上げていく事…
これらが、本質的にどういうことなのか?
初めて分かったような気がしました
ああ、どこまでいっても
お菓子作りって楽しいなぁ…
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MICHI