ペロリ系・東京

世界中の有名なパティシエの多くは「ラデュレ」で修行してます

<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
~東京パン・スイーツ編 vol.22

マカロンというお菓子の大元はイタリアの
郷土菓子
とも言われておりまして
その原型が残っているとして有名なのは
スペインのサンセバスチャンという街です

元祖マカロンは、中に何も挟まれておらず
色も素朴なキャメル色をしていて
私たちが知っているものとはかけ離れた
たいそう地味なお顔をしているんですよ
(いつかサンセバスチャンにも行きたい)

そんな地味で素朴なマカロンは
パリで2回に渡って大変貌を遂げまして
イタリア由来のマカロンと区別するために
マカロン・パリジャンなんて呼ばれてます

そして、その大変貌はなんと2回とも
同じ店で起こっており、その店こそが
あの有名な「ラデュレ」なんですよ

 
1回目は変貌は、今から70年くらい前

20世紀半ばに、ここのパティシエが
2
つのマカロンを合わせてガナッシュを
挟む
ことを思いつきました

2回目の変貌は、それから更に半世紀後

倒産の危機を迎えていたラデュレが
その起死回生案として発表したのは
今までのスイーツ業界にはなかった
全く新しいフレーバーを冠した
カラフルでポップなマカロンでした

当時、バニラやチョコが主流でしたから
お菓子といえば、茶色やベージュが当たり前
まぁ、頑張ってもレモンの黄色や
フワンボワーズのドギツイピンクくらい

そこに、ローズの薄くて淡いピンク
ピスタチオの軽やかな若草色といった
”パステルカラー”を纏った新マカロンは
とてもオシャレでファッショナブルで
美意識の高いパリジェンヌのハートを
見事に鷲掴みにしたんだとか


ちなみに、その時のプロジェクトに
関わっていた超・凄腕パティシエ
あのピエール・エルメなんですよ

<このお店のこと>

そんなラデュレが日本進出を遂げたのは
今から10年くらい前の2008
銀座の三越の2階、スクランブル交差点が
一望できる一等地に堂々とOPENしました


予約枠が限られていることもあり
10
年経った今でも、そして平日の午後でも
30
分待ちは当たり前という人気ぶり…

内装も、パリ本店を意識+模倣した
とってもラグジュアリーな雰囲気でして
なんなら、すっかり観光地化して愛想のない
本店よりラデュレっぽいサロン・ド・テです

そんなラグジュアリーな空間で
たっぷりラデュレを楽しんでいただくなら
アフタヌーンティーセットを頼んで下さい

パティスリー1マカロン2が選べて
それにサンドイッチ2切れジュース
そして紅茶やコーヒーがついてきます

パティスリーは結構大きいので
ふたりで頼めば2種のパティスリーと
4
種のマカロンが楽しめるお得メニューです


<このお店のすごいやつ>

さて、では、どんなパティスリー、
どんなマカロンを押さえるべきなのか

まず、看板商品であるマカロンですが
数あるフレーバーの中で
選んでいただきたいのはラデュレを救った
パステルカラーのマカロン達です

私はいつも、ローズかピスタチオを選び
プラスでその日の気分に合わせて
気になったものをピックアップします

実は、マカロンだけでいうなら
私はピエール・エルメの方がラデュレより
ガナッシュの硬さが好みでして…
ラデュレは少し柔らか過ぎる

そんなラデュレの中でも”キャラメル”は
中のクリームが硬いので結構気に入ってます

ちなみに、今日は定番のローズと
マリー・アントワネットを選びました
(右がマリー・アントワネット)


これは、バラとジャスミンをブレンドした
紅茶「マリー・アントワネット」の香りを
クリームに閉じ込めたマカロンです

もしかしたら好き嫌いが
人によって分かれるかもしれませんが
私は、花を使ったお菓子はどれも好き

もちろん、ローズの方は安定の美味しさで
”おかわり”したくなるくらい(笑)

そして、パティスリーで選ぶべきは
ラデュレ再生の立役者として名を馳せ
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いで活躍していた
ピエール・エルメが在籍時代に考案した
フランボワーズの大マカロン=イスパハン
(写真奥のピンクのマカロンケーキ)


もしくは、同じく彼が発明したと言われる
ラデュレ・サントノレです

こちらは季節毎にフレーバーを変えながら
そのカラフルな見た目で人気をつかんだ
ラデュレのもうひとつのシグネチャーです

ちなみに、今日はサントノレを選びました
(マカロンでローズを選んだので)


秋真っ只中ということで、どこもかしこも
マロン、マロン、マロンという感じですが
このマロン・サントノレのクリームは
栗の風味よりもミルクの風味が強めでして
これはこれであっさりしていて好きかも

あとは、最近、必死で特訓してるカヌレ
勉強のために食べてみましたが
外のガリガリ感もないし、中のバニラも
なんだかケチっていてラデュレという
ブランドを考えると少し残念でした

とはいえ、
フランスを代表する大御所パティスリー
ラデュレ様のサロン・ド・テは
飛び上がるほどの驚きはないけれど
質の高いサービスとスイーツが楽しめる場所
(本店のサービスは結構ヒドイけど)

そういう意味では、
安心して大切な人を連れて来ることのできる
素敵なティーサロンだと思います

ちょっと甘みが強い部分は減点ですが
それでも星は4つ、いけると思います!

\お店の詳細はコチラ/
https://tabelog.com/tokyo/A1301/A130101/13053865/

\お得に予約したい方はコチラ/
前まで、銀座店は予約不可だったのですが
ランチ(11:30)ならOKになったみたい
https://restaurant.ikyu.com/110971

青山は時間を問わず予約可能です
ランチにアフタヌーンティーは問い方は
青山の方がオススメかも
(ただし内装は銀座よりもカジュアルです)
https://restaurant.ikyu.com/111343

*****
世の中は食いしん坊のための情報で
溢れています(笑)

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MICHI

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