<もっと知ると、もっと楽しい>
〜フランスのすごい食品編 vol.37〜
えー、さて…
時は遡ること、2週間前…
ブルゴーニュのほのぼの家族・モワエ一家の
朝に繰り広げられる、お父さんの日課は、
夜の間にテラスの扉の裏に入り込む
ある小動物を追い払うこと
さて、この小動物…何だと思います?
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↓
答えは、コウモリであります
追い払っても、翌日には戻ってきて
じっと扉の裏に隠れている、このコウモリ君
ある時は、真夜中にヒューっと飛んできて
パイセンの部屋に侵入しようとして
えらく彼を動揺させたヤンチャもの…
でも、いったいどうして
そんなに、その扉の裏が気に入ってるのかは
お父さんも、パイセンも、分からないらしい
きっと、
この家族のことが大好きなんだろうなー
うんうん、わかるぞ、その気持ち…
てな話はこれくらいにして、
今日は、キールという食前酒について
少し、お話したいと思います
この食前酒…
名前だけは聞いたことがある、って方も
結構いらっしゃるかと思うのですが
このカシス・リキュールと白ワインを使った
カクテルが生まれたのはブルゴーニュにある
ディジョンという街でして
本家・本元のキールというのは
このディジョンで作られたカシスに
アリゴテという白ワインを合わせたもの…
だから、ブルゴーニュの一般家庭には
当たり前に、これらが常備してあって
パイセン曰く、
どうせカシスと合わせちゃうからね
シャルドネよりも質の劣るアリゴテを
混ぜるくらいが丁度いいんだ
とのこと
へー、アリゴテって、
シャルドネより下、っていう認識なのね…
実際、味の違いはそこまで分からないけど
覚えておくことにしましょうかの…
ちなみに、このカクテル…
戦後すぐに、ブルゴーニュ地方一帯が
ワインの出荷に伸び悩んだそうで
その解決策として、当時の市長が考案した
地元の経済復興ドリンクだったんだとか
で、その市長の名前がキールっていうんで
このドリンクをキールって呼ぶんだそうな
ちなみに、これがブルターニュにいくと
白ワインの代わりにシードルを使い
名前が”キール・ブルトン”に変わります
これはこれで、シュワシュワしてるんで
夏にグビッと飲みたくなるやつで、美味…
ちなみに、ブルターニュの一般家庭にいくと
もはや、ディジョンのカシスに対する
こだわりは完璧に消失しており
フルーツ系なら何でもOKって感じで
ブルーベリー、木イチゴ、イチゴの中から
どれでも好きなやつを選ぶシステムでした
日本にいた時は、確か、
シャンパンで作った同様のカクテルが
フレンチレストランにあった記憶があり
(キール・ロワイヤルって名前)
その旨、パイセンにお話したところ
どうやらコチラはオーストリアで生まれた
変形版(パイセン的知名度・低)らしくって
なんじゃ、そりゃ?
って、顔をされましたがな
フレンチレストランで見た気がしたのは
私の勘違いだったのでしょうか…
むぅ…ややこしいのぅ…
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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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私も、早くパリが好きになれるといいなー
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MICHI