ペロリ系・京都

下鴨・グランディールの”100円カヌレ”が超絶美味しい件

<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
~京都パン・スイーツ編 vol.06

そもそも100円でカヌレを作るなんて
絶対、絶対、無理だと思っています

だって、カヌレって卵と砂糖と牛乳に加え
蜂の巣から採れる特殊な蝋(蜜蝋)を使い
仕込みに3もかけて作り上げる

時間も材料費もかかるお菓子なんですよ

そして、極め付けが”難しい”ってこと

カヌレといえば、フランス焼き菓子の中で
難易度・最高峰のひとつに数えられており
カヌレ、失敗しない、ってググれば
いろんな人がいろんな持論を展開していて
その難しさが窺えるかと思います

<このお店のこと>

さて、そんな難しいカヌレを100
大量に販売していて、しかも絶品だと聞き
慌てて駆けつけたのが、ここ下鴨にある
京都の名店・グランディールでございます


京都の数あるパン屋さんの中でも
絶大の人気を誇るお店のひとつらしくて
関西の友人に”京都で抑えるべき店”を
聞いたら必ず返って来る名前です

その歴史は30と長く、京都市内は勿論
名古屋なんかにも進出しておられる
アグレッシブなパン屋さんでもあるんです

<このお店のすごいやつ①>

という訳で、噂のカヌレの出来は如何に

率直に言って、ここのカヌレは焼き加減が
神がかり的に上手です!すごい

きっと蜜蝋は使っていないと思うのですが
ここまでガリガリ感を出せるんですねぇ


これ、バターだけなのかな?

さすがに蜂蜜は使ってるのかな?

中のカスタードも絶妙にトロリとしていて
焼き過ぎていないんです!素晴らしい!

大抵、これだけ外がガリガリしていたら
中が焼け過ぎて乾燥してたりするのですが
そんな致命的なミスなんてしませんよ的な

鮮やか過ぎるカヌレの出来栄えに、
ただただ、ため息をつくばかりでした

敢えて言うなら、もっとラムが効いていて
バニラビーンズが入っている方がいいけれど
なんてったって、100円で売ってますからね


これで十分すぎるくらいだと思います
てか、この商品は単体で儲け出てるのかな?

<このお店のすごいやつ②>

ここは別に、カヌレで有名になったお店では
ないと思いますが、このカヌレクロッカン
とっても美味しかったです

POPの説明によれば、クロワッサンの生地に
バターと砂糖をまぶしてカヌレ型に入れて
焼き上げたお菓子だそうなのですが
これは所謂、クイニーアマンの小さい版です


味は、とっても美味しいです

クロワッサン生地にバターが効いているので
中はしっとり甘さと塩辛さがバランスして
食感は外側に薄い飴状の膜ができています

よって、かじればガリガリと爽快な食感で
中からはバターがジュワリと染み出す

まぁ、つまりはクイニーアマンです(笑)

クイニーアマンは大好きなのですが
いつも途中で飽きて完食できないので
これくらいのサイズのクイニーアマンは
私的には大歓迎ですね

<このお店の得意なジャンル調べ>

= バゲット =

見た目はとてもハンサムなバゲットで
半分に割った時にもバリバリって
非常に良い音がいたしました

気泡の大きさや、モチモチ感など
いずれにおいてもバランスが良くて
食事の時に付け合わせとして食べるのに
向いているバゲットに仕上がっていました


裏を返せば、際立った個性に欠けており
香りもあまりしないし、酸味もないので
印象には残り難いかな、と


やっぱり、ヴィロンを超えるような
バゲットにはそう簡単に出会えませんな

= 角食 =

こちらは、かなり王道の食パンでした

甘味もあるし、フワフワで飽きない
毎日食べられるタイプの角食です


焼き立てがちょうど上がったので
それをブロックで分けていただきました

お店によっては(特に関西エリア)
表面がボコボコしてしまうので
焼き立てを切り分けるを嫌がる店も
多くあるのですが

わざわざ「焼き立てが上がりました」
差し出してくれる接客に感動しました

これが30年もの間、市民から愛される
所以なんでしょうね、きっと

= クロワッサン =

見た目は悪くありません

発酵バターを使っているだけあって
バターの香りもします

私の好きなあっさりタイプの食感ですし
触ったらバターで手がドロドロになる
なんてこともありません


なのですが、噛んでも噛んでも
バターの甘みが出てこないし
鼻に抜けるような風味も感じられない

見た目はれっきとしたクロワッサンなのに
食べると(極言すれば)無味無臭という
不思議なクロワッサンでした

= ブリオッシュ =

プレーンなブリオッシュがなかったので
ブリオッシュクリームパンを購入

生地はギリギリ、パサつかないレベル
きっとブリオッシュ単体だと
あまり好きなタイプではないと思います


が、このパンはクリームが劇的にうまい!

混じりっけなしの正統派カスタードです!

卵の風味、ミルクの甘み、砂糖の軽やかな
後味が、どれも完璧なレベルに仕上がってて
このクリームだけ買って帰りたいくらい

さっきカヌレといい、このクリームといい
看板に”パティスリー”を掲げるだけあって
お菓子系の技術とセンスはめちゃ高いです


菓子パンの一番人はメロンパンということで
シュークリームのコーナーでも
メロンパンのアピールがすごかったため
最近はご無沙汰していたメロンパンを購入

こちらも、個性の出し難いパンといいますか
超美味しいメロンパンって出会った事がない

月島や浅草で焼き立てだけしか出さない
メロンパン専門店が一時期流行りましたが
あれもパン生地がスッカスカで不味かった

むしろ焼き立てなのに不味いと思わせる
パン生地の偽物感に驚きさえ覚えたほど

そんなメロンパンなので、今回もたいして
期待せずに購入させていただきました
実際、クッキー生地はクセがなく軽やかで
薄く延ばして焼いている為、存在感も薄め

私は、結構グラニュー糖が載っていて
ザクザクする方が好きなので物足りないかも

無言で食べ進めていくと、真ん中のあたりに
塩パン宜しくバターが入っている箇所を発見
この塩気の部分とメロンパンの持つ甘みの
コントラストか人気の秘密なのかな?

うーん、不味くはないけどリピートする程の
熱狂的なファンにはなれないかもしれません


さて、こちらはフランスパンの生地に
バターを練り込み焼き上げたというお初パン

どんなものだとうと手に取ってみたものの
これは、食感を楽しむパンなんだなって感じ

てっぺんのバターを練りこんだところが、
ガリガリしていて面白い食感なのですが
なんせ脂っこくて、天ぷらを食べてるみたい

正直、私的には苦手な味わいでした

余談ですが、パティスリーと書きながらも
(つまり、フランス系を主張しているのに)
店を入って右の角にはベーグルコーナーが
あったりして、その立ち位置は不明


どのカゴも品薄なので、もしや
ベーグルが得意なのかしら?と思いきや
今日はベーグルが20円引きの日だった模様

手堅くも餡バターを選んでみましたが
適度にモチモチしていて歯切れもよく
とても食べ易いベーグルちゃんでした


が、根っからのベーグル好きが食べたら
きっと物足りないって思うような軽さもあり
この店のイチオシとしては弱いかも

というわけで下鴨のベテランパティスリーは
兎にも角にもカヌレがすごい!

あとは、カスタードクリームが最高に美味い

なのですが、肝心のパン達はというと
やや個性に欠けて印象にも残らないのが
非常に残念なところってことで
星の数は心苦しくも3つ留まりとなりました

\お店の詳細はコチラ/
https://s.tabelog.com/kyoto/A2601/A260503/26002312/

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