<お菓子作りには、哲学があった>
〜リッツで修行・初級編 vol.13〜
クラシックギターのギタリストにとって
右手の親指は命だ!なんて話がありまして
人によっては
その爪を長く伸ばしていたりしますけど
フランス菓子のパティシエにとっては
両方の親指が命…でございまして
生地を焼き型に押し込む時も
パイ生地を成形する時も
余分に飛び出たクリームを取り除く時も…
ぜーんぶ、親指を使うんですよ
ちなみに、その親指は、ギタリストとは逆で
深爪くらい切っているのがベストかと…
というのも
爪が長いと、生地やクリームに
余計なキズ跡や隙間が残ってしまい
美しくなくなってしまうからであります
なのに、私の爪ってば、
どちらかというと大きめ+分厚いため
頑張って深爪にしても
どうしてもピョコッと指からハミ出がち…
とほほ
よって、薄くて小さい爪の人がいると
羨ましくて見惚れしまう、今日この頃…
この前も、
パイセンの爪が理想的なことに気がついて
いい爪してるねぇ…って、ウットリしたら
普通に気持ち悪がられましたがな
ま、そりゃ、そうなるわな
えー、さて…
今日は、生まれて初めて
チョコレートのテンパリングというものを
体験させていただきました
このテンパリング…
超・平たく言いますと
チョコレートの温度を上げ下げしながら
特定の温度に到達させることでして
チョコに含まれるカカオバターを分解し、
スッと溶ける、なめらかな口当たりと
艶やかな見た目にする技術であります
そんなワケで、やるべきことは、
温度を上げ下げするだけ…という
シンプル極まりない作業なのですが
これが、いざやってみると
思わず、白目をむいてしまうほど難しく
他の生徒たちも悪戦苦闘しておりまして
気がついたら、服も顔もキッチン全体も
全部チョコだらけで、子供の遊び場の様な…
楽しげな感じになっておりましたですよ
だから(こんなに難しいから)
パティシエとは別に、
ショコラティエという職業があるんですな
納得、納得…
それにしても…
もともと、チョコは苦手だったりするのに
こんなに扱いが難しいだなんて…
私のチョコ嫌いは、
どうやら緩やかに加速しそうであります…
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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
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私も、早くパリが好きになれるといいなー
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MICHI