世界一の焼き菓子の国は、スーパーのマドレーヌも侮れない

＜はじまりの、始まり＞
〜まさかの監禁生活編 vol.05〜

今から6日前にマクロン大統領が
テレビ演説を通じて国民に発令したのは
”Confinement”というもの

これ、日本語に直訳すると”監禁”でして
自宅から15日間は出るな、という事らしい

そんなこんなで、フランスに着いた途端に
大量の食材を買い込んでの引き籠り生活が
敢えなくスタートした訳でありますが

卵と牛乳、バターを大量に使うので
監禁中はお菓子作りは我慢…と思いまして
代わりに思わず手に取ったのが、コレ

Bonne Mamanというバラマキ系の
フランス土産では定番中のド定番でして
いわゆる工場メイドのお菓子です

ちなみに、このBonne Mamanは
フランスの片田舎にある小さな村で
今から40年くらい前に生まれたブランド

日本ではジャムの方が圧倒的に有名ですが
1990年代の終わりに売り始めた焼き菓子も
欧州では根強い人気がある模様

そんな小ネタが、頭の片隅に残ってたのか
どんなに食品添加物不使用だと言われても
この手のものは全然好きじゃないし
普段は絶対に食べたりしないんですけど

この非常事態における非常食…って感じで
本当に思わず手に取ったんですよね

そんでもって、今日、
お菓子を作れない欲求不満を解消すべく
何気なくパクリと食べてみたところ
これが美味しかったりするから驚きです

そもそも、期待値は相当低かったですし
勿論、手作り＋焼きたてのマドレーヌの
足元にも及ばないんですけど
日本で売っている袋入りのマドレーヌより
100倍は美味しいです

時間がたったマドレーヌにありがちな
ベタベタさ、重さは全然ないし
惜しまず使った（とメーカーは言っている）
バターの香りと風味がちゃんとします

さすが、世界一の焼き菓子の国…
工場メイドでもレベルが違いました

それにしても…
どうやってこの軽さを保ってるんだろう？

乾燥剤の小袋が入っていない所をみると
直接、お菓子に何か施してるんだろうけど
ちょっと知るのが怖いかも…

本当に食品添加物不使用なのかしら？
うーん、謎

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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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