東京三大どら焼き「亀十」は、皮のモチ＋ムチ感がスゴイ

＜ホンモノを作るには、本物を知らないと＞
～東京パン・スイーツ編 vol.42～

みなさま、今日は少し趣向を変えて
欧州から少し脱出して日本銘菓・どら焼きの
ペロリ系をご紹介したいと思います

そもそも「東京三大どら焼き」というのが
存在することをご存知でしょうか？

誰が言い出したのか、定かではありませんが
上野・うさぎや、東十条・草月、そして
浅草・亀十が御三家的な存在として
その名を不動のものにしているんですよ

＜このお店のこと＞

浅草という街には、本当に沢山の名店が
ひしめき合っているのですが
どら焼きの名店といえば、ここ亀十です

雷門の前という好立地にあって
いつ行っても必ず、絶対に行列になってます

特に土日の行列は結構えげつなくて
観光の時期と重なると1時間以上待つ事も…

その歴史は90年…食パンの名店ペリカンが
77年ですから、ちょっとだけお兄さんです

気をつけるべきは、ここのどら焼き…
なんと1日に販売する数が決まってるんです

私が行った日も、12時に到着した時には
既に当日分は完売しておりまして
14時に追加で作るかどうか判断するとの事

14時に戻って来たら買えるのか？と
尋ねたら「何とも言えない」との返事が
返って来ました…なんだか、すごい…

でも、私みたいな人が後から後から
やってきて「今日はもう作らないの？」と
尋ねては悲しそうに帰っていくので
これで作らないなんて、本当に鬼だと思う
（結局、この日は追加生産してました）

＜このお店のすごいやつ①＞

私が一番好きなのは、何と言っても
やはり「クロ」と呼ばれる小豆どら焼きです

ここのどら焼きは何がすごいのか？

私は、皮の美味しさが半端ないと思います

普通、どら焼きの皮ってシットリしてて
スポンジケーキみたいな柔らかさと
口どけの滑らかさを持っているかと…

しかしながら、ここの皮はモチモチかつ
ムチムチしていて、更に軽いんです

スポンジケーキというよりも
目の詰まったシフォンケーキみたい

そして、この少し荒い焼き色がついた
外見もまた、味があるというか…
浅草の老舗ですー！って感じでいいんです

もちろん、小豆も美味しいのですが
この皮は「また食べたい」って思える
個性的＆圧倒的な存在感を持っています

＜このお店のすごいやつ②＞

こちらは、白あんを挟んだ「シロ」でして
皮はクロと同じものを使っています

個人的にはシロの方が餡子の甘みが
強い気がするので、いつもクロを食べますが
豆のコクや風味が濃いのはシロなので
これは好みの問題なのだろうと思います

＜このお店のすごいやつ③＞

こちらは松風と呼ばれる黒糖のお菓子で
食感は蒸しパンに似ています

きっと重曹を入れてるだと思うのですが
黒糖の香りと甘みがしっかりするので
御茶請けにモッテコイのお菓子かと…

中には小豆餡が挟まっておりまして
どうでしょう…どら焼きと似た味なので
よほどの黒糖好きでない限り
わざわざ松風を買わなくても
どら焼きを買えばいいのでは、と思います

どら焼きも松風も購入から3日間が
賞味期限となっていますが
翌日になるとどら焼きの皮のモチムチ感は
半減してしまいますので、
できれば買った当日に食べ切って頂きたい

というわけで、東京三大どら焼きのひとつ
浅草の行列店は、一度は食べて頂きたい
星5つのオススメ菓子です！

＼お店の詳細はコチラ／
https://tabelog.com/tokyo/A1311/A131102/13003655/

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