パリ特集のスタメン…なれど星の数は2つ止まりの超有名店

＜ホンモノを作るには、本物を知らないと＞
～パリのパン・スイーツ編 vol.09～

ヴィエノワズリーの中でも特徴的な形状の
渦巻き型のパン…その名もエスカルゴ…

オーソドックスなレーズンから
（いわゆる、パンオレザン）
ピスタチオ、ベリー、ショコラなどなど
クロワッサンより甘くてお菓子に近いので
意外とファンが多いのではないでしょうか？

そんなエスカルゴが美味しいと有名なのが
パリ特集でスタメンとして必ず登場する
「デュ・パン・エ・デジデ」なんですよ

ここは、正直、書こうかどうか迷いました…
それくらい、私的には実はイマイチな店…

が、そうはいってもスタメンだしなー、とか
思ってしまって、結局、書くことにしました

＜このお店のこと＞

このお店を有名にしているのは
機械化が進むフランス・パン業界で
未だに殆どの工程を手作業で行っていて
イースト菌の使用量を最小限に抑えつつ
添加物は一切使っていない…という
徹底した食に対する意識の高さなんですよ

でもって、フランスではミシュランと並ぶ
影響力を誇るゴ・エ・ミヨっていう
レストランガイドのパン部門で最優秀賞を
獲ったり、他にもピュドロっていう
パリのレストラン格付けガイドにも
えらく高い評価をもらってたりするんです

＜このお店のすごいやつ＞

てな訳で、噂のエスカルゴを実食…
私は王道のパンオレザンを頼んでみました

ここのクロワッサンは生地が独特なので
結果としてバンオレザンもなんだか独特…

なんだろ、不味くはないんだけどなぁ…
ラム酒の効き方もちょうどいいんだけど、
評判高い割には…って感じなんだよなあ…

＜このお店の得意なジャンル調べ＞

＝クロワッサン＝

こちらのクロワッサンは
グランプリの受賞歴もある自慢の一品で
タイプはバター多めのジュワジュワ系

塩気は殆ど感じられなくて、
味わい自体は結構独特だと思いました
持ち上げると、トローンと折れそうな
すごく柔らかくてとろけるような感じ…

それくらいバターの量が多いってこと？

＝ブリオッシュ＝

店員さんイチオシのパンがこれ…

クルミにピスタチオフレーバーなのかな？
ほのかだけど、華やかな香りがする感じ
でも、生地自体はそんなに美味しくないなぁ
ブリオッシュ系なのか、結構パサパサする

そして、もうひとつの看板商品である
パン・デ・ザミという名前のハードパンも
買ってみたんですけど、うむぅ…

これなら普通のカンパーニュの方がいいかも

香るようで香らない中途半端なライ麦感とか、
モチモチしてそうで（気泡が大きくて多い為）
口の中でボロボロ崩れちゃう感じとか
なんか、もう少し頑張れーーって思っちゃう

てなわけで、このお店…
4つしか買ってないのに20ユーロもしたし
（普通だったら5～10ユーロくらい）
なんでそんなに評価が高いのか…
素人の私には全然わからない…

まだまだ（私の）修行が足りないって
ことなんでしょうね、きっと…
もっともっとパンの奥深さがわかったら
ここの評価も変わるのかも…

でも、その日が来るまでは
星の数は２つです

※イートインは外のテラスのみです
※予約していく…って感じの店ではないです
※勝手に腰掛けて食べて下さい（笑）

＼お店の詳細はコチラ／
名前：Du Pain et des Idées
住所：34 Rue Yves Toudic 75010 Paris
公式HPはコチラ

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パンやスイーツが好きな人なら
一度は足を運んでみたい街・パリ

でも、何度も来れるわけではないので
絶対失敗したくない…そう思いますよね

そんな、私みたいな慎重派は
活動盛んなパリのプロに話を聞くのが
一番、手っ取り早いと思います

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