バゲットもクロワッサンもグランプリ！「レジス・コラン」

＜ホンモノを作るには、本物を知らないと＞
～パリのパン・スイーツ編 vol.13～

何かと話題になるバゲットコンクール…
果たして、このコンクールで優勝すると
いったい何が起こるのか？ご存知ですか？

多額の賞金がもらえる？
お店に行列ができる？

グランプリが獲得できる賞金は
実は、4,000€と案外少額…

ですが、間違いなく行列はできます
そして（たぶん）10年くらいは、
その実績によって集客に困りません

ちなみに、パリのパン屋さんでは
通常の”バゲット”と拘りの粉と製法を用いて
作られている”トラディション”という
2種類のバゲットが売られています

でもって、パリで一番美味しいバゲットを
決めるコンクールで対象になるのは
後者のトラディションの方でして
細かい規定や厳しい審査基準が
設けられているんですよ

例えば
長さは55～65cmにすること、とか
重さは250～300gにすること、とか
小麦粉1kgに対して塩の量は18g以内とか
それくらい細かいんですよ

そんなトラディションを
焼き加減、味、歯ごたえ、見た目、香りの
5つの観点で審査して優勝が決まるんです

見事、グランプリを獲得すると
大統領のいるエリゼ宮に1年間、
毎日パンを納めることができるんだとか

＜このお店のこと＞

そんなバゲットコンクールで
2010年にグランプリを獲ったお店が
ここ、レジス・コランでして
今でも朝と昼は行列ができる人気店です

実は、クロワッサン部門でも優勝している
凄腕のブーランジェリーということで
毎回、ついつい買いすぎてしまうんです

＜このお店のすごいやつ＞

ここのパンオレザンは少し変っていて
通常のようなデニッシュ生地ではなく
普通のパン生地で作られているのですが

なんと、これが大当たり！

シンプルにうまい！

パン生地はトロフワだし、
レーズンも沢山入ってるし、
カスタードクリームもほどよく甘くて
久しぶりのペロリ系でした！

＜このお店の得意なジャンル調べ＞

＝バゲット＝

ここのクラムはクセがない正統派！

クラストも程よいバリバリ感があって
サンドイッチとかにも最適だと思います

なんてったってハンサム顔ですしね
さすが、グランプリって感じの様相です

接客も素敵ですし、
焼き立てがバンバン並んでるので
（このバゲットもまだ温かかったです）
街の人気パン屋さんなんだなーって感じ

＝クロワッサン＝

グランプリのクロワッサンってことで
期待に胸を膨らませてパクリ…！

なのですが、うーん、バゲットと同様に
良くも悪くもクセがない味わいで
毎日食べるのにはいいのですが
口に入れた瞬間の幸せ感はやや薄めかも

ジャムとかバターとかと一緒に食べたり
サンドイッチにしたりするには向いてる
真のテーブルロールって感じですかね

＝ブリオッシュ＝

ここのブリオッシュは
パサパサ系に変わりないのですが
そんな中でもしっとりしてて私は好きでした

卵の香りもちゃんとしてるし、
一個一個が丁寧に作られている感じが
ひしひしと伝わってくる気がして
とても好感の持てるパンでした

てなわけで、ここはパリに行ったら
是非とも訪れてほしいオススメのパン屋！
ってことで、星の数は堂々の5つです！

※イートインはありません

＼お店の詳細はコチラ／
名前：Régis Colin
住所：53 Rue Montmartre 75002 Paris
公式HPはありません

*****
パンやスイーツが好きな人なら
一度は足を運んでみたい街・パリ

でも、何度も来れるわけではないので
絶対失敗したくない…そう思いますよね

そんな、私みたいな慎重派は
活動盛んなパリのプロに話を聞くのが
一番、手っ取り早いと思います

とにかくパリが大好きなひと達、集まれ
”パリ大好き”
↓↓↓↓↓

”フランス・パリをこよなく愛す”
↓↓↓↓↓

パリといえばカフェ！
そんなパリのカフェの情報盛りだくさん
”パリのカフェ”
↓↓↓↓↓

*****
趣味の世界に没頭したいなら
勇気を出して一人旅をするもの
結構、楽しいですよ