ペロリ系・パリ

エルメ様の秘蔵っ子、セバスチャン・ゴダールの絶品・板チョコ

<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
〜パリのパン・スイーツ編 vol.16〜

先日、私の作ったお菓子を食べてくれた
フランス人のひとりが

ぶっちゃけ、
僕は君より上手にケーキ作れるよ

今度、勝負してみる?

ですって

え?
何でしょう?

この突然降って湧いた、日仏対決は?

しかも、こっちの人たちは男性でも
小さい頃からお菓子を作ってるらしいから
本当に上手そうで、ちょっと、嫌(笑)

でも、どこで私の師匠となる人に出会えるか
分からないものですから、
この勝負、受けて立とうと思います

さて、今日は
セバスチャン・ゴダールというパティシエを
ご紹介したいと思います

以前、フォションという高級食料品店
食いしん坊たちの聖地だと、お話したかと

で、パティシエ界のレジェンドである
ピエール・エルメは、若干24歳で、そこの
トップ・パティシエになった天才だ、とも…

そんなエルメ様が、
フォションを離れ、ラデュレに移籍する際に
自分の後任として指名した秘蔵っ子こそ
このセバスチャン・ゴダール氏であります

私の超・勝手なパティシエ観でいうと
彼は、エルメ様のように0→1を創り出す
天才的な独創性には欠けるものの

1→100へと既存のものを拡げる才能に長け
素晴らしいレシピを究極のレベルへと
磨き上げる力を持った秀才です

<このお店のこと>

ゴダール氏のお店は、
ルーブル美術館とチュイルリー公園の間、
つまり、超・特級の好立地にあります



2階はサロン・ド・テ(喫茶)になっていて
中でケーキを食べることもできるとのこと

ちょっと天井が低くて窮屈な感じもしますが
混んでさえなければ、観光の休憩に
もってこいの場所ではあります

<このお店のすごいやつ>

この人のケーキは、好き嫌いが分かれます

前述した通り、既存のレシピを尊重しつつ
玄人っぽい磨きをかけるタイプなので
見た目も、品揃えも、非常にクラシック…

味についても、所謂、ザ!という感じです

だから、今旬のケーキに舌が慣れていると
彼のケーキは、なんとなくパッとしなくて

普通じゃん

と、感じる人も多いと思います



かくいう私も、
マカロンとアーモンドのメレンゲ・ケーキは

普通じゃん

と、思ってしまいました

マカロンの方でいくと
外側の皮はそこそこ美味しいのですが

中のクリームがモッテリしていて
パンチもなく、ちょっと残念な感じ…


こっちのアーモンド・ケーキの方も
アーモンド好きなら良いのかも…ですが

アーモンドの部分はめちゃくちゃ重いし
メレンゲの部分は甘みが全然なくて
(アーモンドの風味だけで勝負している)

なんとも味のない…発泡スチロールを
食べてるような感じでした



ただし!

このレモンタルトは
そんな中でも、非常に美味しかったです

今まで、なんでフランス人は
こんなにレモンタルトが好きなんだろうって
ぶっちゃけ、不思議だったんですけど

クリームはとても滑らかで上品な甘さだし
タルト生地もサックサクで軽やか…



こんな上品なタルトは、初めて食べました

てなわけで、ケーキの方は、
かなり当たり外れが激しいのですが
安定した人気を誇る、隠れた売れ筋がコレ

こちらの板チョコレート

その中でも、塩キャラメル味が一番人気
洒落たパリ土産の定番リストにも
常にランクインしてくるほどなんですよ


その秘密は、
外から見てもわかるほどの大粒の塩が、
チョコレートを口に含んだ瞬間に与える
インパクトです、はい

フランスの定番フレーバーである
塩キャラメルを、ちょっとだけ尖らせて
お店の人気商品まで磨き上げた、その技は

1→100に拡げるのが得意な彼らしい
仕事といえば仕事だなぁ…と
妙に納得させてくれる逸品なんですよ

※イートインはありますが、予約はできなそう

\お店の詳細はコチラ/
名前:Sebastien Gaudard
住所:1 Rue des Pyramides, 75001 Paris
公式HPはコチラ

*****
もう一生来ないかもしれない…
きっと来たとしても、ずっと先になると思う
海外都市って、きっと、そういう場所ですよね

だからこそ、食いしん坊としては
全力でその国の食文化を知り
その国の自慢のパンやお菓子のことを知って
その国で一番美味しい店に行きたいのです!

ですので、同じようなことを考えている
世の中の食いしん坊さんたちの情報
とっても参考になりました

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POSTED COMMENT

  1. ささてつ より:

    名勝負には良いジャッジが必要ということで・・・
    ついにマダム・ハニガンの招集が必要ですかね!

    0→1
    1→100
    だったら1→100の方が断然すごいような気もしつつ・・・
    保存しにくそうな包装の巨大な板チョコをパリっ子は
    どうやって処理するのか気になります。

    そんなの一気に食べるにきまってるじゃーん mdrrr
    ゲラゲラ。

    ラップに来るんでチョコチョコ食べるのなんてイタリア人
    くらいだよ とか言うのかな??

    • michi より:

      ささてつさん、こんばんは。
      今日も、朝からひと笑、頂戴いたしました。
      ありがとうございます。

      なるほどー、そういう返しで来ましたかー(笑)
      ”チョコチョコ食べるイタリア人”は、センスの塊ですな。

      どうやって処理するのか気になります。

      ちなみに、ご想像の通り、彼らは板チョコくらい
      一瞬でペロリと平らげてしまいます。
      なんか、ちょっとした軽食みたいな扱いで食べてる人もいました。

      ついにマダム・ハニガンの招集が必要ですかね!

      おお!
      それは、彼女とお近づきになる良いキッカケになるやも…
      本当に声かけてみようかなぁ…

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