フランスのパティシエ界を勝手に解説してみた件

＜はじまりの、始まり＞
〜手探りの自主練編 vol.06〜

今日は、フランスのパティシエ界について
私の独断と偏見に基づきお話しようかと…

フランスのパティシエ界には

1）レジェンド
2）新世代
3）次世代

という、3世代が存在します（←独断）

日本の歌姫的に例えると

1）レジェンド（美空ひばり）
2）新世代（安室奈美恵）
3）次世代（あいみょん）

…ってイメージですかね（←偏見）

そんなワケで、
フランスが誇るレジェンド筆頭と言えば
パティシエ界の加山雄三こと
ピエール・エルメ様ではないでしょうか

お菓子なんか、あんまり興味がなさそうな
若いフレンチ・ガイの口からも

フランス人はエルメのマカロンが好きだよ

っていう言葉が出てくるくらい
老若男女に広く愛されている伝説の巨匠です

ちなみに、この人、
あのグルマンの聖地・フォションにて
24歳の若さでトップ・パティシエになった
超・天才です

この人が新星の如く現れたのが1990年代

そして、その後に続く新世代の筆頭が
自分好き感満載の本で有名なミシャラクや
（あ、もちろんケーキも美味しいです）

スミレのケーキやミルフィーユで有名な
カール・マルレッティで
彼らが台頭してきたのが2000年代…

ちなみに、カール・マルレッティは
甘いもの好きの淑女にファンが多くて
ミシャラクの方はミーハーにファンが多い…
そんな印象があります

で、2010年からの現在までの次世代で
今をトキメク、一番ホットなパティシエが
この人、セドリック・グロレ

何が違うって、
まずインスタに投稿する自撮りが違います

これ、レジェンド（↓）

これ、次世代（↓）

でも、こんなヤンチャな感じの彼も
実力の方は本当に素晴らしくて

2015年あたりから、とにかく世界中の
パティシエ大会で優勝しまくってます

この人の凄まじいところは
手先がめちゃくちゃ器用であるところと
今までありそうでなかったような
芸術品みたいなケーキを作るところです

ちなみに、看板商品は
このフルーツの形をしたケーキでして
見た目もすごいですが、値段もすごいです

赤ちゃんの握り拳くらいの大きさなのに
軽く2,000円を超えてきます

あとは、きつねがトレードマークの
ヤン・クヴルーなんかも売れっ子です

うん、
セドリックとは別の種類の色気がありますな

でも

でもですね

私は、セクシーなイケメン・パティシエ達が
どれだけキラキラした斬新で創造的な
美しいケーキを作ったとしても

やっぱり正統派で奇を衒い過ぎない
レジェンド達の作るケーキの方が
なんか安心するし、好きなんですよねぇ…

たとえ時代が変わっていったとしても
私にとってピエール・エルメ様は
永遠の若大将なのであります

って、若い人には全然わからないですよね
このオチ…

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
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