あ！これは、かなり好きかもしれない！と思ったチーズの話

＜もっと知ると、もっと楽しい＞
〜フランスのすごい食品編 vol.19〜

フランス人と話をしていると
必ず最後は食べ物の話になって

食べ物の話をしていると
必ず最後はワインとチーズの話になります

これ、嘘みたいな本当の話

で、自分は意外と律儀な性格なものですから
あれや、これやと勧められると
ちゃんと試して、感想とか報告しちゃうので

勧めた方も、きっと悪い気はしなくって
じゃあ、次はこれや、それやと重ねるので
いつのまにか、”オススメの無限ループ”に
ハマってしまった模様であります、はい

冷蔵庫を占拠し始めたチーズを横目に
ま、そのうち、向こうのネタも尽きるでしょ
とか思いつつも

やっぱり、ちょっと気になって
フランス・チーズの銘柄数を調べたところ
およそ600、正確な数値は不明とのこと

あー、こりゃ、当分終わらないわ

しかも、何も考えずに買い揃えたら
案外、賞味期限が短い事に後から気付き
（チーズって保存食だと思ってた…）

慌てて消費しようと頑張ってるんですが
なんせ運動しないので、食後にチーズを
食べるられるほど、お腹もすかなくて

昨日なんかは
晩ご飯＝チーズ、以上
とかになっておりましたがな

私、お菓子の勉強しに来たんですけどね
この状態、合ってるのかな？

トカ、ナントカ言いながら
食べるのも、勉強するのも好きだから
結局、いろいろ食べちゃう、もぐもぐ

さて、そんな感じで、チーズをあれこれ
食べ漁っている私ですが、基本的には

ふーん、こういう味なのね

くらいの感想しか、正直言うと持てなくて
どれも、リピ買いはしませんでした

が、とうとう先日、出会ってしまいました
モロ好みのチーズに！

それが、これ！
この、山羊のチーズ！

この表面がシワシワのお婆ちゃんチーズは
その名もクロタン・ド・シャヴィニョル
（このチーズもAOCです）

山羊のミルクで作られたチーズでして
今が旬の真っ只中（春〜夏まで）とのこと

このチーズの何が美味しいって
まず、このグルリと全体を覆っている
ムニュッと柔らかくてミルキーな表層と

中央部分の水分少なめの本体との
食感のコビネーションが絶妙であります

ミルク自体の風味も、円やかで美味！

そして、コックリとした本体を食べると
俄然、喉の奥にクンと詰まるんですが
それを、冷えた白ワインでゴキュッと
流し込むのが…本当に、最高なんです

山羊のチーズは、少しクセがあるので
好き嫌いは分かれるらしいのですが

フランス人は、チーズはクセがあるほど
いいって思っている人が多いので
山羊のチーズの支持率は非常に高いです

その美味しさに、あまりに感動して

クロタン、大好き！
クロタン、最高！

って連呼してたら、

ちなみに、
クロタンって”馬の糞”って意味なんだよ

ですって

その単語、
食品の名前に採用するの、合ってますかね？

ま、美味しいからいいんだけどさ

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
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MICHI

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