＜ホンモノを作るには、本物を知らないと＞
〜パリのパン・スイーツ編 vol.20〜
アッアッアッ
アッアッアッ
って…
Hを発音しないフランス人の笑い声って
どこを、どうひっくり返しても
ハッハッハッじゃなくて
アッアッアッって聞こえるんだよなー
って思っていたら、
この前、ジュリアンがメッセージに
って、書いて来たのを見て、妙に納得…
（ちなみに、計量器を買った模様です）
やっぱり、あの人たち、
アッアッアッ…って笑ってますがな
試しに、アッアッアッ…って
笑ってみようとしたんですけども
え？
何これ？
めちゃくちゃ、苦しいんですけど？
Hがないと、息が思うように吐き出せず
別の意味で、笑い死にしそうであります
ああ…日常会話はおろか、
笑い方まで、こんなに難しいだなんて…
フランス人、マジで、すげー
えー、さて今日は…
パリで美味しいコーヒーが飲みたければ
ここに行きなさい、と言われる超・老舗…
カフェ・ベルレをご紹介したいと思います
＜このお店のこと＞
このカフェの創業は、なんと1880年…
40年間、変わらず職人が手作業で焙煎し
伝統的なフレンチコーヒー作りに拘った
パリで最も古いコーヒー専門店です
ルーブル美術館からほど近い、
1区のど真ん中という好立地にありまして
ふと、窓の外を眺めれば
馬に乗ったカッチョいい警察官が
パッカパッカ巡回している優雅っぷり…
そして、コーヒー専門店ということで
壁一面はコーヒー豆だらけで、なんかオサレ
そして、コーヒーを栽培している国々の
（高級な）食材とかもサラリと置いてあり
ケーキは、あのカール・マルレッティが
（ピエール・エルメの次の世代で有名）
提供されているというハイカラっぷり…
＜このお店のすごいやつ＞
てなわけで、ここはコーヒー専門店なので
店員さんに自分の好みを伝えれば、
ベストマッチを提案してくれるんですが
なんと私、カフェを開きたいとか言いながら
ガチのコーヒーは、ちょっと苦手…
スタバでは、デカフェ＋ショットを減らして
いつも飲んでおりましたし
コーヒー好きの両親が淹れてくれたものには
ドボドボとミルクを入れておりましたし
営業マン時代は、外回りの社数の数だけ
コーヒーを飲み干す方が
ノルマ達成をかけた商談を仕立てるよりも
よっぽど辛かった…
そんな人間であります
ですんで、たとえここが、
パリ最古のコーヒー専門店だったとしても
私の精一杯は、このカフェ・オレ
そして、パリでは珍しく食パンがあったので
そちらを合わせてオーダーしました
実は、ここのコーヒーに次ぐ名物は
フルーツの砂糖漬けなのですが
コロナの影響なのか、時間が早過ぎたのか
今回は、ひとつも置いてありませんでした
くすん…
本当は、カール・マルレッティのケーキも
食べたかったんですけれど、
まぁ…それは次の機会ということで…
ところで…
せっかくベルレに来たんだから
そうは言っても、豆を買って帰ろうか…と
カウンターにいた店員さんに
ミルクと一緒に飲むことが多いので
濃いめのコーヒーをください
って、うっすい知識でお願いしたら
おお…マダム…
フランス人は、濃いコーヒーは飲みません
例えば、コレとか、コレとか
こういう華やかなものでも、
ミルクと合わせると美味しいですよ
とのこと
濃いコーヒーと華やかなコーヒーは
いったい何が違うのか？
濃いコーヒーを飲まないフランス人が
エスプレッソをガブ飲みしているのは
いったい何故なのか？
さぁ、シルブプレ…、なんつって
コーヒー豆を嗅ぐように勧められて
クンクンしても、全然、全くわからないのと
知的そうなムシューやマダムたちが静かに
コーヒーを嗜む穏やかな空間で
おバカな質問をするのが憚られたのとで
結局、言われるがままに
やたら酸っぱい（←華やか？）コーヒーを
買って帰って来ましたがな
コーヒーも奥が深そうなんですけど
なぜか、苦手なんですよねぇ…
チョコレートも苦手だから
カオ豆が苦手なんだろうなぁ、きっと
皆さんは、コーヒー派ですか？
それとも紅茶派ですか？
※予約していく…って感じの店ではないです
＼お店の詳細はコチラ／
名前：Café Verlet
住所：256 Rue Saint-Honoré, 75001 Paris
公式HPはコチラ
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もう一生来ないかもしれない…
きっと来たとしても、ずっと先になると思う
海外都市って、きっと、そういう場所ですよね
だからこそ、食いしん坊としては
全力でその国の食文化を知り
その国の自慢のパンやお菓子のことを知って
その国で一番美味しい店に行きたいのです！
ですので、同じようなことを考えている
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とっても参考になりました
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