<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
〜パリのパン・スイーツ編 vol.23〜
これ、僕のお父さんの名前と一緒
なんつって…
なぜかドヤ顔でワインのボトルを指さす
ウィリアム氏(42歳)は
パリ生まれ、パリ育ちの純正・パリジャン
そんな彼が指さしているボトルを見ると
そのラベルには、アンドレとの印字が…
アンドレ(André)っていうのはさー
めちゃくちゃ古い名前だから
その人の年齢が分からなくても
十中八九、おじいちゃんだって分かるわ
とのこと
アンドレといえば、幼き頃、
夏休みになると決まって流れた
あの伝説の子供向けテレビアニメ…
”ベルばら”の愛称で親しまれた
少女漫画の金字塔”ベルサイユの薔薇”
そのヒロイン・オスカルの幼馴染にして
後の恋人役となるアンドレ兄さんと
同じ名前ではありませんか
アンドレー!
って、最後にオスカルが叫んでたの
今でも覚えてるなー
って、話をウィリアム氏にしたところ
ああ、オスカルとアンドレね
知ってる、知ってる
ですって
なんと、あのベルばら…
再放送のタイミングで
フランスでも放映されていたらしい…
そして、
なんならスゴク人気だったらしい…
ベルサイユの薔薇、すげー
ニッポンの漫画、すげー
えー、さて…
本日、ご紹介したいのは
こっちで圧倒的な存在感を放ち
小粋なパティスリーであれば
大抵は品揃えの一つとして置いてある
ピスタチオ・タルトでございます
その中でも、ここ1年くらい
インスタを賑して止まない
パリ屈指のピスタチオ・タルトといえば
こちら!
このル・ジャルダン・シュクレの
ピスタチオ・タルトでございます
今となっては類似品が至るところで
売られてますけれども、
本家本元はココなんですよ
<このお店のこと>
実は、このお店…
元はマカロン・コンクールで優勝して
有名になったパティスリーなんですが
あまりにコレが売れちゃったため
マカロンの影は若干薄め…
<このお店のすごいやつ>
そんなこんなで、こちらのタルト…
何が特別なのかっていうと
まず、ちょっとピンクが入り込んだ
上品な見た目がパリっ子にウケて
さらに、クリームに忍ばせてある
オレンジブロッサムという蒸留水が
パスタチオと超絶合うじゃない!
ってことで、
本当に、めちゃくちゃ売れたんです
(もちろん、今も)
ちなみに、タルトを半分に切ると
中からピスタチオのプラリネが
ドロリと出てくるんですけれども
このドロリ感というのが
シズル感の次にやってきた
美食界のトレンドみたいでして
若手のパティシエたちのインスタは
どこも、かしこも、ドロリ
ほら、ここにもドロリ
ここも!
ここも!
てな感じで、
ただドロリとしているだけで
なんとなく美味しそうに見えてくるから
アラ・不思議…
以上、
ハヤリのパリ、2021でした
※イートインはありますが、予約はできなそう
\お店の詳細はコチラ/
名前:Le Jardin Sucré
住所:156 Rue de Courcelles, 75017 Paris
公式HPはコチラ
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もう一生来ないかもしれない…
きっと来たとしても、ずっと先になると思う
海外都市って、きっと、そういう場所ですよね
だからこそ、食いしん坊としては
全力でその国の食文化を知り
その国の自慢のパンやお菓子のことを知って
その国で一番美味しい店に行きたいのです!
ですので、同じようなことを考えている
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MICHI