今をトキメク、セドリック・グロレの私的・星の数…

＜ホンモノを作るには、本物を知らないと＞
〜パリのパン・スイーツ編 vol.18〜

フランスのパティシエ達は
結構、頑張ってインスタを使っているので

私も、片っ端からイケてるパティシエ達の
アカウントを登録しては
ちょいちょいチェックしているのですが

どうやら、あの次世代のトップ・パティシエ
セドリック・グロレが、オペラ店のカフェの
営業を再開した模様…

てなわけで、早速、トコトコ訪ねて行ったら
店の前の貼り紙には、

「持ち帰りのみ」

って書いてあるらしく

じゃあ、いいや…

って諦めて帰っていく人も多くいる中で
ダメ元で列に並び、店の人に聞いてみたら

え？カフェ利用？
では、2階へどうぞ

ですって

やっぱり、カフェの営業、してるがな…

入り口の貼り紙のことを教えてあげたいけど
目の前にない＝指差し確認できないって事で
私の語彙力では到底叶わず、それは断念…

なんで、アレ、貼りっぱなしなんだろう？

＜このお店のこと＞

てなわけで、ここはセドリック・グロレの
サロン・ド・テ（＝カフェ）でございます

窓の桜といい、黒い食器といい
なんとなくアジアを思わせる、この店舗は

もうひとつのガチのパティスリーと違って
所謂、パン屋系のパティスリー

1階は、工房＆テイクアウトのカウンター、
2階は、オーダー型のサロン・ド・テでして

朝食、ランチ、午後ティー…の3スロットを
時間枠でグルグル回しているんだとか

＜このお店のすごいやつ＞

私は、混雑するのが嫌だったのと
彼のバゲットには興味がなかったので

朝食を目掛けて突撃いたしまして
頼んだのは、いわゆる”朝食セット”

・オレンジジュース（他も選択可）
・カフェラテ（他も選択可）
・クロワッサン（他も選択可）
・アボカドトースト（or ハムチーズ）
・フローズンヨーグルト

これ全部で、25€…

なので、まぁ、安くはないけど
ベラボウに高いって訳でもない価格設定

ただし、クロワッサンはかなり重くて
勢いで全部食べましたが、

私的には、もっと空気の入った軽い方が
好きなので、これで減点0.5点…

で、アボカドトーストの方も至って普通で
下のパンが抜きんでて美味しい訳でもなく

不味くはないけど、わざわざここに
食べに来るかと言われると来ないので
またまた、これで減点0.5点…

このフローズンヨーグルトはというと
結構美味しかったんですが

フルーツそのものの援護射撃が効いてる為
それは反則技ってことでノーカウント…

あー、やっぱり、この若いパティシエが
エルメ様みたいなレジェンドになるには
まだまだ、時間がかかるかしらね

厳しいようだけど、星の数は2つかな？

なーんて、思いながら会計を終えて、
外に出ようと階段を降りた…

その瞬間…

1階から、見たことのあるイケメンが
颯爽と階段を昇ってくるかと思いきや

まさか、まさかの、セドリック・グロレ

私の人生において、なんとか頑張って
フランス語を使いこなさないとダメな瞬間が
これから何度か訪れるとしたら

間違いなく、そのひとつは、
この時だったと思うのですが

必死に絞り出したフランス語は

フォト、シルブプレ

ああ…

フランス語の片言っぷり、甚だしい…
てか、フォトとか、ほぼ英語だし…

そんな、脇汗ダラダラのジャパニーズに

もちろん、喜んで！
僕がボタンを押してあげるよ！

なんつって、爽やかにキメ顔を作り、
営業スマイルを振りまいて去っていく辺り…

さすがです

てか、最高です

今まで、陰で（このブログで）散々、
ちょっとチャラいんだよなーとか
言ってたくせに

いざ、本人を目の前にしたら
あたかも大ファンだったかのような勢いで

写真をねだって、舞い上がれちゃうんだから
アラ・不思議…

一般庶民とは、本当にゲンキンなものですな

てなわけで、ご本人様の登場により、
一気に加点2点！！

ゲンキン、万歳！

よって、星の数は4つです（←最低）

※通常時は、予約した方が無難です

＼お店の詳細はコチラ／
名前：Cedric Grolet Opera
住所：35 Avenue de l’Opéra, 75002 Paris
公式HPはコチラ

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もう一生来ないかもしれない…
きっと来たとしても、ずっと先になると思う
海外都市って、きっと、そういう場所ですよね

だからこそ、食いしん坊としては
全力でその国の食文化を知り
その国の自慢のパンやお菓子のことを知って
その国で一番美味しい店に行きたいのです！

ですので、同じようなことを考えている
世の中の食いしん坊さんたちの情報は
とっても参考になりました

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MICHI

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