フォションが起点ともいわれる、フランスの紅茶文化とは？

＜もっと知ると、もっと楽しい＞
〜フランスのすごい食品編 vol.22〜

穏やかな日々が戻り始めているパリですが
ようやくマルシェが再開されたってことで

超生乳やら農家の小麦粉やらを探しに
お財布を握りしめて、いそいそと出かけたら

どの店もコロナから食品の衛生を守るため
ビニールでぐるぐる巻きになっておりました
（ちなみに、これは魚屋さんです）

それにしても、このビニールの防護壁…

ただでさえ分からないフランス語を
尚更、聞き取り難くさせるばかりか…

私の必殺技・指差しコレください攻撃が
全く使えなくなってしまうという
嫌がらせの極み、みたいなことになってます

えー、困るなー

困るけど、このビニール、
絶対に、当分の間は外れないだろうから
別の必殺技を考えなければ…

てか、フランス語が話せるように
なればいいだけですなんけどね

木の杖くらいしか使えなくて
必死でスライム倒してるレベルの私には
まだまだ先の話です、はい

あー、早くメラって言いたい

さて、今日は、フランスの紅茶のお話です

以前、ミルクジャムの話で出てきました
八百屋の兄ちゃんが一代で築き上げたという
高級食料品店・フォション…

ここの本当の看板商品はアップルティーです

もともと、イギリスから入ってきた紅茶は
茶葉の産地による香りや味わいの違いを
楽しむというのが”正式”な嗜み方でした

が、そんなことをガン無視して
産地の異なる茶葉を幾つも混ぜ合わせ、
オリジナル・ブレンドティーなるものを作り

保守的な英国人たちを退け反らせた
反骨精神溢れる八百屋の兄ちゃんは、同時に
フランス流の紅茶文化を開花させたんです

そして、紅茶に纏わる研究はその後も続き
そこから更に60年後、とうとう茶葉に
フルーツをブレンドすることに成功します

この世紀の発明は、
この国の紅茶文化を確固たるものにし、
フォションをグルマンの聖地に押し上げます

そして、そんなフォションが
一番初めに作ったフルーツティー…
それこそが、このアップルティーなんですよ

ピエール・エルメしかり
オーギュスト・フォションしかり

こんな風に反骨精神を剥き出しにして
ゲームのルールだって変えてやるんだって
粋な気概を持ちながら、

世間に何を言われようと諦めずに戦い続けた
伝説の勇者たちは本当にすごいと思います

最強です

そんな彼らを敬愛する気持ちが強すぎて
アップルティーの味の違いなんて
ぶっちゃけ、よく分からないのですが

どうせ買うならフォションがいいなーって
思って飲み続け、かれこれ23年経ちました

もしも彼が生きていたら、
会ってみたかったなー

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
↓↓↓↓↓

世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
”パリ大好き”
↓↓↓↓↓

*****
私と同じく、フランス生活に馴染もうと
必死こいてる方はコチラもどうぞ…
”フランス生活”
↓↓↓↓↓

*****
フランスの旅行・お菓子・ワイン
グルメ・歴史・小説・映画など
フランスに関する事なら何でも
”フランス全般”
↓↓↓↓↓

フランスやフランス旅行に
関することなら、どんなことでも
”フランス”
↓↓↓↓↓

*****
＼ランキングに参加しています／
こちらをクリックしていただくと
ランキングがあがります
↓↓↓↓↓

↑↑↑↑↑
毎日の更新の励みになりますので
ポチってやってください

最後までお読みいただき、
どうもありがとうございました

MICHI

お菓子型の通販、始めました

＼私と同じ、お菓子作りが大好きな方へ／

日本では品揃えが少なくて手に入り難い
プロ御用達、マトファー社のお菓子型を
同じ趣味を持つ方にお届けしたいと思って

マイペースに…ではありますが
日本国内向けの通販を始めてみました
↓　オンラインストア　↓