パリで生まれた創業130年の超老舗が作るミルクジャム

＜もっと知ると、もっと楽しい＞
〜フランスのすごい食品編 vol.01〜

今日、ネットニュースを眺めてたら
フランスは9月までの休校を視野に入れて
検討してるという恐ろしい記事を見つけて
無言でそっと、ページを閉じた私…

うーん、流石に9月までとかは困るなぁ…

さて今日は、そんな嫌な兆しを振り払うべく
新しいカテゴリを作ってみました

初回にご紹介するのはパリ創業の超老舗、
日本でも百貨店等に入ってる”フォション”

名前くらいは聞いたことがあっても
あんまり詳しいことは知らない人の方が
圧倒的に多いと思われるこのブランド

パリのど真ん中にあるマドレーヌ寺院という
まあまあ有名な寺院の広場にあった
八百屋さんが発祥なんですよ
（現在も本店はマドレーヌにあります）

そんな八百屋の兄ちゃんには商才があって
パリ万博でフランスはもとより欧州中が
イケイケドンドンだった19世紀終わり頃…

いち早く”ガストロノミー（美食）”の
世界に目を付けて高級食料品に転向します
（現在のフォションの原型ですね）

フォションの代名詞にもなっている
フレーバーティーを手がけるのは
それから更に10年経ってからなんですが
紅茶の話は長くなるので、またの機会に…

今回、盛り上がりたいのは、こっち

密かなここの代名詞、”ミルクジャム”です
（本当の代名詞はアップルティーです）

このミルクジャムという魅惑の食べ物は
フランスの北西部・ノルマディー地方で
昔から作られていた保存食で

栄養価が高いにもかかわらず、
特に夏になると鮮度が落ちやすい牛乳を
効率良く保存する為に考案されたんだとか

パンに塗って食べてもよし
紅茶に入れて飲んでもよし

まぁ、なんて言うか、平たく言えば
ちょっとオシャレな練乳って感じですね

今流行の高級食パンに付けて食べたら
暫くウットリ放心できるくらいウマイです

日本でも簡単に手に入るので、
是非、甘いものがお好きな方はお試しあれ

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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