<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
~兵庫パン・スイーツ編 vol.01~
こんなことを書いたら、
神戸の人に叱られるかもしれませんが
かつて、パン・スイーツの街として
不動の座を守ってきた神戸は
その閉ざされたマーケットの中で
小さく凌ぎを削り合っていくうちに
いつの間にか最先端でなくなった印象です
だから、名店と呼ばれていたパン屋さんは
まるでチェーン店みたいな様相で味も落ち
若手職人が頑張って店をOPENするも
その味は、東京や神奈川に圧倒的な差をつけ
神戸ブランドの強さを見せつけるレベルには
残念ながら至っていません
どのパン屋さんの看板商品を食べても
さすが神戸!という驚きを与えてくれる店は
残念ながら多くありません
<このお店のこと>
でも、そんな神戸にもキラリと光る店は
やっぱり、当然ながらあるワケで…
人が集まる場所・元町の駅を挟んで
山側と海側にそれぞれ巨匠がおりまして
私は、海側の巨匠の大・大・大ファンです
その巨匠の名前は、パンやきどころRIKI
初めて訪れた時から惚れ込みまして
神戸といえばRIKIだよね、と思ってます
この店がオープンしたのは2013年7月 …
老舗が集まる神戸では、歴史は浅い方ですが
パン職人の高須賀氏は農業高校出身で
食育の意識もすごく高く、素材にこだわった
パンを常時80種類も焼き上げるツワモノです
オープン8時なのにも拘わらず、その時点で
すでにお店の棚は9割がた埋まっています
9時くらいまでは比較的買いやすいものの
9時を過ぎると行列ができて、
あっという間に入店制限がかかります
クローズは19時…とは言いながらも
早い時は16時に売り切れ閉店してしまう
とんでもない人気店なんですよ
<このお店のすごいやつ①>
ここの看板商品はクロワッサンで
早く行かないと、すぐに売り切れてしまう
人気商品らしいのですが
私のイチオシは、これ!
この、クロワッサンダマンドです!
初めは、見た目の美しさに惹かれて
思わず買ってしまっただけだったのですが
食べてみてびっくり、ペロリと完食するほど
本当に、本当に、美味しかったです
ここのクロワッサン生地は
結構な量のバターが練りこまれているので
アーモンドクリームを入れて焼き上げると
一層一層がバターの脂分によって
超・パリパリ&サクサクに仕上がるんです
なので、
アーモンドクリームのしっとりさと
それを包むペイストリーのパリパリが
最高のハーモニーとなるんですよ
これこそ、正真正銘のヴィエノワズリー…
オーストリアの貴族たちが愛したデニッシュを
最高峰のレベルで再現したと言っても
過言ではないと思います
そういえば、あれだけデニッシュ系が
並んでたのに、パンオレザンはなかったなー
もしもあるなら食べてみたい
絶対に美味しいと思う!
<このお店のすごいやつ②>
ここのクリームパンは、相当えらいです!
久し振りに、私の好み・ど真ん中の
クリームパンに出会えました
そうそう、これくらいはクリームが
滑らかじゃないとだめですよね
たまに分離しているカスタードクリームを
平気な顔して入れて売ってる店があって
本当に、本当に残念な気持ちになりますが
ここのクリームはとても滑らかで
バニラビーンズも(ちょい少ないけど)
入っていて、とても美味しいです
そして、そんなクリームを包む
ブリオッシュ生地もフワフワ・シットリで
しかも薄いため、全体がトロトロなんです
うーん、美味しいなぁ…
<このお店の得意なジャンル調べ>
= バゲット =
何はともあれ、ここのバゲットは
とってもハンサムです
見事な焼き色で、ピンと立ったクープは
規則正しく切り込まれています
クラストはガリガリと良い音が出るほどで
とっても香ばしくて美味しいし
クラムはモチモチしていて、
微妙な酸味もあって爽やかです
いわゆる、皆が大好きなバゲットの要素を
バランスよく全て取り込んだ…
そんな優秀なバゲット君なんですよ
= 山食 =
ここの食パンは角食よりも山食…とのこと
だったので、普段は角食派なのですが
今回は山食を購入してみました
一言で言うと、ここの山食は、
とても甘いです
某・生食高級食パンの比ではないです
この甘さは何の甘さなのだろう?
ミルクの甘さなのかな…
砂糖が多めなのかな…
うーん、
まだ、そこまで舌が鍛錬されてないので
ちょっと解明しきれないのですが
とにかく、とても甘いです
巷の生食用食パンとは、また違う甘さ…
焼いたらもう少し塩気が出てくるのかな?
私は、食パンは毎日食べても飽きないか?
ということが、一番大事だと思っているので
個人的な評価は高くないのですが
フルーツサンドやフレンチトーストなど
甘い調理パンに使うには向いてると思います
= クロワッサン =
見た目は小ぶりだけど綺麗な層ができていて
表面パリパリ、噛めばバターがジュワジュワと
染み出してくる…いわゆる、王道・正統派の
フランス風のクロワッサンです
かなりバターの量は多いので
これは好き嫌いが分かれると思います
ただし、これだけバターが入っていても
いやらしいしつこさはなくて
バターの甘さが心良いと思える感じでした
良いバターを使っているんでしょうね
きっと
= ブリオッシュ =
プレーンなものがなかったので
こちらのバターシュガーがまぶされた
”カステラ”と呼ばれるものを購入
ここのブリオッシュ生地はフワフワで
私の好きなタイプでした
シュガーだけではなくて
バターが諸所にポイントで入ってるので
しっとり感が保たれているんですよね
結構、卵の風味が強いのも特徴的かな
一角には、小さいパンが多種類並んでいて
ちょっと楽しげだったので、
思わず2つほど、手に取ってしまいました
ひとつは、抹茶・大納言・ホワイトチョコ
もうひとつは、アーモンドチョコで
アーモンドの実がまるごと入っていました
生地は、ややブリオッシュよりですが
ここのブリオッシュ生地はフワフワなので
とても食べやすいです
値段もお手頃だし、生地が美味しければ
こんな風に少しずつ、いろんなフレーバーを
楽しめるようなパンはありですね
でも、少食の日本人向けかな?
ヨーロッパの人にも受け入れてもらえるかしら?
それにしても、このお店はとにかく種類が豊富
レジのすぐ奥にある厨房を見ると
手前に見えるだけでも3人の職人さんたちが
忙しそうにパンを仕込んでいて
大きなオーブンが壁にいくつも取り付けられ
それもフル回転しているみたいでした
いやはや、改めて、すごい人気店!
ハードパンの数もとっても多くて
私は数ある中から焼き立てで出てきた
オリーブパンを迷わずチョイス
外見を見る限り、外はガリガリしていて
中にはオリーブが所狭しと並んでいる…
そんなものを勝手に想像していたのですが、
そこまで外はガリガリしていなくて
加水率のかなり高いムッチムチのパンでした
そうそう、デザート系のデニッシュも
ちゃんとラインナップされているんですよ
こういうフルーツ系の魅せるデニッシュって
カスタードクリームの美味しさと
フルーツの新鮮さと
土台となるペイストリーのサクサク感が
全て揃った上で、その3つが喧嘩せずに
相乗効果を生んでいるかが大切ですよね
その意味では、ここのデニッシュは
前述したようにバターの量が多いので
すごくサクサクだし、クリームも美味しい
そして、使用しているフルーツも
ブリブリした大粒で甘いピオーネちゃんで
かなりハイレベルなデニッシュでした
加えて、トッピングのクリームの下には
一緒に焼かれたクリームチーズが隠れてて
この酸味が絶妙なアクセントとなってます!
すごい!
これは真似したいと思える小技です!
いやはや、大満足!
ハズレがないパン屋さんって
RIKIみたいな所のことを言うんですね
神戸といえばRIKI!
文句なしの星5つ!
もしも神戸に来たら、是非とも
足を伸ばしてみてください!
\お店の詳細はコチラ/
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280102/28038627/
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MICHI