<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
~神奈川パン・スイーツ編 vol.02~
へんぴなところにありながらも
絶大な人気を誇り、客足が絶えないお店…
噂が噂を呼んで、いつの間にやら殿堂入りし
わざわざ、そのお店に行くために人々が
電車を乗り継ぎ、バスに乗って集まる…
そんな有名店は、どの地域でもありますよね
てなわけで本日は、神奈川県にある有名店
ベッカライ徳多朗をご紹介したいと思います
このお店は少しユニークな経歴を辿っていて
元は、人通りの多いたまプラーザ駅前で
なんと20年以上も地域の人々に愛され続け
その後、郊外に移転したパターン
それでも、客足は遠のくどころか増え続け
人気が衰えることはないのだとか
<このお店のこと>
ここ、ベッカライ徳多朗というパン屋は
徳永久美子さんという女性が
「近所の方が毎日買いに来てくれるパン屋」
をコンセプトにOPENしたお店です
現在は2店舗を展開しており、本店にあたる
元石川店を徳永さんご本人が…
そして、2店舗目となるセンター北店を
旦那様が経営されていらっしゃるらしいです
ちなみに、今回はセンター北を訪問しました
<このお店のすごいやつ①>
ここの塩パンが大好き、という口コミが
結構多かったので買って見たのですが
たしかに、ここの塩パンは
他と一線を画していると思いました
まず生地なのですが、他のパン屋さんは
バターロールや丸パンを作るものと同じ
柔らかめの生地を使うことが多いので
中のバターがデローンと出てしまっていて
家に持って帰る頃には袋の中がドロドロ…
なんてことも少なくないんですよね
けれど、ドイツの小型パンの総称でもある
ブレッチェンという名前のついた
この生地は、結構な弾力があるんです
でもって、その弾力のある生地が
中のバターをしっかりと閉じ込めるので
カジって初めてジュワッとバターを感じる
爽快なパンなのでございます
食感としては、フワフワタイプのベーグルに
近いと思います
このまま食べても美味しいと思いますし
ミルクジャムとかを付けても
塩気と甘みが混ざって美味しいと思います
<このお店のすごいやつ②>
ベッカライってことは、ドイツ系だよね、と
思いつつも、そこまでドイツ色を感じない
徳多朗さんですが、ソーセージパンの
品揃えを見て、こんな”ドイツ推し”の方法も
あるのね…と妙に感心してしまったのですが
いやー、ここのソーセージパンは絶品です!
まず、ソーセージがとっても美味しい!
そして、中のマスタードが美味しい!
更には、このブレッチェンという生地の持つ
モチモチ感と歯切れの良さが
あと一口、もうあと一口、と止まらなくなり
結構ボリューミーなパンにも拘らず
あっという間にペロリと食べられちゃいます
<このお店のすごいやつ③>
ご紹介が遅くなりましが、ここの一番の
看板商品は、何と言ってもこの
”ミルククリーム”なんですよ
見た目は俗に言う”ミルクフランス”ですが
敢えて違う名前で呼ぶのは拘りでしょうね
1日200本売れるという、この看板商品…
私も12時の焼き上がりを目指したのですが
棚に並んだ瞬間に、ババババッと人が集まり
2本3本とトレイに積んでいきました(笑)
でもって、これが噂のミルククリーム…
むぅ…これはパンというよりお菓子ですね
まず、ミルククリームが超絶美味しい!
練乳ベースで滑らか!
私的には、ここにジャリジャリするような
グラニュー糖が混ざっていると完璧ですが
それでも、このクリームは超ハイレベル
そして、パンも非常に独特でして、
誤解を恐れず例えるなら”かんぱん”みたい
コッペパンみたいにフワフワしていないし
フランスパンのようなガリモチでもないし
ラスクまで水分が飛んでいるわけでもなく
クッキーみたいにサクサクでもない
でも、硬くて、どちらかといえば乾いてて
こんなパンにドイツで出会ったことは
(私は)ないのですが、
その絶妙な硬さと乾き具合が
徳多朗による徳多朗だけの、唯一無二の
ミルクフランスを作っているんです
面白いパンに出会えたなぁ
いつかヨーロッパで
ああ、これにインスパイアされたんだな
っていうパンに出会いたいものです
<このお店のすごいやつ④>
ちなみに、あんバターも必食です!
創業当時から作り続けてきたあんぱんは
ミルクロールと並ぶ看板商品なのですが
私はバターが挟んである、コチラが好き…
そして、ここのコッペパンがすごく好き
巷で売られているコッペパンの中には
カスカスのコッペパンもあると思いますが
ここのコッペパンはムチムチしていて
噛んだら、跳ね返ってくる程の弾力があり
とても食べ応えがあるんですよね
その反面、歯切れがとてもいいので
パクパク・ドンドン食べられるちゃう…
とっても気持ちのよいパンなのです
当然ながらバターも美味しいし
自家製の餡も甘さが本当に丁度よくて
病みつきになること間違いなし!ですよ
<このお店の得意なジャンル調べ>
= バゲット =
ここのバゲットは、なんと言いますか
とても健康的な青年のようなバゲットで
クラストはガリガリしていて厚めですので
典型的なフランスのバゲットが好きな方には
ドンピシャのバゲットだと思います
一方で、ここはドイツ系の店ですから
そうだろうと想像してはいましたが
ルヴァン種から来る特有の酸味はありません
生地自体は美味しくて、小麦の味がしますし
前述の通り、変な癖もないので
家族で囲む朝食を盛り上げてくれるような
万人ウケするバゲットなんですよ
= 角食 =
生でも焼いても、どちらでも美味しい
癖のない素朴な食パンだと思います
だけど、ずっと頬ずりしていたくなるような
フワフワで決めの細かい記事はさすがの一言
やっぱり地域一番店の大御所が作る食パンは
巷で流行っている生食のような甘さのない
毎日食べても飽きないものが多い気がします
= クロワッサン =
ドイツ系のパン屋さん…ということで
フワフワ系のクロワッサンだろうな、と
勝手に思っていたのですが、わざわざ
”パリ風クロワッサン”と名乗るだけあって
表面はパリパリの、名前に違わぬパリ風の
クロワッサンを作っていらっしゃいました
バターの香りや甘みも強くて
パリのパン屋さんの中でも骨太で堅実で
人気があるパン屋さんが作るような
主張が強いクロワッサンで、
これは一定のファンがいそうだなって感じ
ここまでバターがしっかりしていると
私的には少し重く感じてしまうので
大ファンにはなれないのですが
「あそこのクロワッサンって美味しい?」
と聞かれたら、素直に頷けるレベルです
= ブリオッシュ =
徳多朗のパンが持つ独特のモチモチ感は
いったい何から由来してるのでしょうか?
塩パン然り、ソーセージパン然り
そして、このブリオッシュにも
その独特のモチモチ感が息づいているんです
そして、ブリオッシュに関していえば
その弾力性がリッチ生地にありがちな
パサパサの乾燥を寄せ付けないので
とてもムチムチして美味しいんです
卵の風味が強くて、鮮やかな黄色なので
(着色してるのかな、と思うくらい)
これまた、好きな人は多いと思います
その他に、フォカッチャなんかも
食べてみたのですが、
トマトソースに刻んだセロリが入っていたり
缶詰を乗せて焼いたのではない、
丁寧に作られた惣菜パンだということが
伝わって来る好感度大のパンでした
とまぁ、長くなってしまいましたが…
この名店は、ドイツ系の名前ではありますが
フランスのパンはフランス流に
イタリアのパンはイタリア流に
それぞれの流儀を大切にしながら作っている
素晴らしいパン屋さんでした!
でも、どうせだったら、ドイツらしさを
もっと感じたかったかも…
ってことで、星の数は4つです
\お店の詳細はコチラ/
https://tabelog.com/kanagawa/A1401/A140203/14043497/
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