<お菓子作りには、哲学があった>
〜リッツで修行・初級編 vol.06〜
この巨大なリング型のシュークリーム…
その名を、パリ・ブレストと申しまして
これまた、先日のタルト・タタンに負けない
フランス菓子の看板みたいな存在であります
パリは、もちろん、パリ
ブレストは、西ブルターニュの都市でして
これらを往復する長距離自転車レースの
開催を記念して作られたお菓子なので
パリ・ブレスト…
うん、
捻り、ゼロ
潔いですな
ちなみに、このレースが始まったのは
今を遡ること130年前の、西暦1891年…
あの、超有名なツール・ド・フランスの
前身とも言われている由緒正しいレースで
現存する世界最古の自転車イベントであり
タイムや順位に拘らず時間内の完走を目指す
ロングライド・イベントの最高峰でもある…
多くのサイクリストの目標となっている
レースなんだとか
まぁ…ちょっと乱暴かもしれませんが
ホノルル・マラソンの自転車版って感じです
てなわけで、
このお菓子がリング型をしているのは
自転車の車輪をイメージしているからでして
伝統的には、
ヘーゼルナッツやアーモンドといった
ナッツ系のクリームやペーストを使います
その理由は、
レースの参加者に体力をつけてもらう為で
シェフのレシピも、もちろんナッツ尽くし…
ナッツのペースト(プラリネと言います)を
実から作るほど手が込んでおりまして
果たして、これを再現できるかは謎ですが
実はナッツが苦手な私でも
あ、美味しい
って、思ってしまいましたがな
そうは言っても食べきれないので
パリで奇跡的に合流した前職の後輩を
急遽、我が家に呼びつけて
強引に、昨日のケーキと合わせて
全部で3種類のケーキを持ち帰ってもらった
火曜日の夕暮れ時…
きっと、めちゃくちゃ迷惑なんだろうけども
美味しい、美味しいって食べてくれる二人に
ただ、ただ、感謝であります
ああ…
明日のケーキは、誰にあげればいいのやら…?
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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MICHI