いざ出発！偶然の重なりに、勝手に感じるエルメ様との御縁

＜はじまりの、始まり＞
〜バタバタの渡仏準備編 vol.04〜

日本はコロナウイルスが連日話題になってて
欧米でアジア人はバイ菌扱いされてるとかで
咳でもしようものなら大変だと噂で聞いおり
普段は予防でマスクなんてしない私も
流石にマスクを着用し続けた、この1週間…

無事、健康体のままで
この日を迎えることができました！

最後の最後で、明らかに風邪を引いてそうな
人が隣に座るなんて悲劇は起こらないかと
ビクビクしていたんですが
機内は超ガラガラで、これまた一安心…

ところで、私にとって機内食とは
何度食べても好きになれなくて、
どこをどうやったら
こんなに不味く作れるんだろうって
むしろ探求したくなるくらい謎な食べ物

日系の航空会社は、まだマシな方だけど
それでも肉はゴムみたいで、魚は味がないし
パンは化石並みに硬く、米は潰れてて不味い…

何より、油の塊みたいなソースのとろみと
病気になりそうな強い塩気が本当に無理…

よって、大抵はフルーツと野菜のみを食べて
大半は残してしまう、超・高飛車で嫌な客は
何を隠そう、この私だったりします

だったら、いっその事、ベジタリアン用の
プレートに変えてもらおうかしら？
そうしたら残さず食べられるのでは？と思い

チケット詳細をいじっていたら
偶然見つけたのが、菜食主義者ならぬ
果実食主義者用のフルーツプラッターミール

果実主義者ってのは、菜食主義者の下にあり
要するにフルーツしか食べない人のこと

実はアダムとイヴは果実主義だったんだとか
（それしか食べ物がなかった説もあるけど）

で、これが私的には大当たり！

フルーツのバリエーションは少ないけれど
どれもフレッシュで美味しかったし
ボーッと映画観ながら摘むのに丁度よかった

流石に3食連続でフルーツを食べたら
体が少し冷えたので、コーンスープとおにぎりを
もらいましたが、油ギトギトミールよりも
満足度は100倍くらい高かったです

機内食が苦手な女性には、超・オススメ！

それから、機内食といえば、もうひとつ
地味に嬉しかったことがありました

前述した通り、私が乗ったフライトは
びっくりするくらいガラガラだったため
ビジネスクラスのデザートが余ったとの事で
希望者にサーブしてくれたんですよ

しかも、その余ったデザートっていうのが
敬愛して止まないピエールエルメ様の
監修したモンブランだっていうんですから
勝手にご縁を感じて、ジーンとする私…

味は普通でしたけどね（笑）

でも、たまたまANAを選んで
たまたまガラガラの便に乗ったからこそ
ありつけたエルメ・モンブラン…

ああ、私、きっとパリでご本人様と
対面できちゃうような気がしてきた…！

途中で見かけた飛行機雲も綺麗だったし
大変な事も多いだろうけど、同じくらいに
素敵な事も沢山待っている気がしてきた…！

ホテルに着いたら、街は既に薄暗かったけど
極寒を覚悟して降り立ったパリなのに
なぜが全然寒くない…

翌日の最高気温も17度だっていうから
日本と同じで今年のパリは暖冬なのかしら？

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
”パリ大好き”
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