フロマージュ…だけどチーズじゃない、フロマージュ・ド・テート

＜もっと知ると、もっと楽しい＞
〜フランスのすごい食品編 vol.48〜

あー、疲れたー
あー、眠れない

なんつって…

フランス人は基本的に、
夏になると、寝不足のようであります

なぜなら、エアコンがないから

そして、蚊の多い田舎の夜は更に過酷で
夜風を取るか、蚊のいない部屋を取るか？の
究極の選択であります

なぜなら、網戸がないから

そんな暑くて痒い、フランスの夏は
スーパーに”水スプレー”売り場ができて

あっちで、シュッシュ

こっちで、シュッシュ

と、体に水を吹きかけては、
体の温度を下げようと、皆、必死…

どうでもいいんですが、この水スプレー…

日本では、意識高い系・女子達が愛用してる
冬場の乾燥防止アイテムって感じなのに

ところ変われば、
夏の国民的・冷却アイテムになっているとは
面白いものですな

えー、さて…

今日は、
フロマージュ・ド・テートという食べ物を
ご紹介したいと思います

フロマージュといえば、
フランス語でチーズという意味の言葉ですが

こちらはチーズと全く関係のない…
豚の頭部の肉（骨と目玉以外）を使った
いわば、ゼリー寄せであります

なぜ、
豚の頭のゼリー寄せを、チーズと呼ぶのか？

その由来には諸説あるようですが
本当のところは誰も分からないらしいです

ちなみに、フランス人は
豚という動物を隅から隅まで食べるんですよ

だから、お肉屋さんに行くと、
豚の頭が、デデーンと売られてたりして
ちょっとギョッとします（笑）

そんな豚の頭を余すことなく活かした
こちらの伝統的な加工製品…

パイセンが

久しぶりに、食べたいなー

と、マモンにおねだりしたモノでして

骨と目玉以外、全て入っている事もあり
結構クセの強いやつも多いらしいのですが

マモンが買ってきてくれたのは、
見た目も含めて、非常に上品で控えめな味で
何の苦労もなく平らげることができました

って、話を、大阪のお兄ちゃんにしたら

えー？
そんなの、食べたの？

渋いなー

とのこと

試しに、スペインのフロちゃんに聞いても

フロマージュ・ド・テート？
何、それ？チーズ？

ですって

どうやら、こちらの食べ物は
フランス料理をこよなく愛する人のみぞ知る
玄人系・フレンチだったようであります

余談ですが、

私には、このフロマージュ・ド・テートと
前回、ここに来た時に食べさせてもらった
ジャンボン・パセリが同じに見えてしまう…

何が違うんだろう？
肉の大きさと使ってる部位？

なんて質問を、パイセンにしたいけど
私の格付けが、また下がりそうなので

この疑問は、どこかでコッソリ・ヒッソリと
解決していきたいと思います

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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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