知らなかった…フランス家庭にとってのバゲット的・価値観

＜はじまりの、始まり＞
〜フランスのすごい常識編 vol.40〜

ドボン！

なんつって…

田舎に泊まろう！フランス版で
初めて迎えた朝ごはん…

聴き慣れない音に、ふと顔をあげると
目の前に座っているパパさんが

おもむろにバゲットをコーヒーに浸けて
口に頬張っているじゃありませんか…

しかも、
コーヒーが滴るくらいドボドボに…でっせ？

さらに、
その上にはバターとジャムがたっぷりと
塗られているのに…でっせ？

パッと横を見れば、ママさんもやってるし
ジュリアンまでドボドボ浸けている…

なんで、バゲットをコーヒーに浸すのか？
目が合ったパパさんに聞いてみたところ

ん？
そんな理由は、考えたことがないなぁ…

伝統的に、こう食べるものってだけだよ

とのこと

し、知らなかった…

ていうか、
バターとジャムとコーヒーが混ざった
バゲットの味もさることながら

そんなこんなで、ちょっとドロリとなった
コーヒーは、果たして美味しいんだろうか…

ま、きっと
それさえも考えたことがないんでしょうな…

ちなみに…

そんなフランス家庭の食事には欠かせない
バゲット君たちですが

なんと、この国では人間だけじゃなくて
動物たちも、バゲットを食べてることが判明…

前日の余ったバゲット（どれもデカイ）が
なんと10本３€で売られており

番犬のジャキちゃんだって

食用に飼っているニワトリ君たちだって

フランス生まれは、みんなバゲットが大好き
…という、嘘みたいな本当の話であります

むぅ…
何故なんでしょう…？

ネコまんまを食べている日本の飼い猫は
なんだか庶民的で親近感が湧くのに

バゲットを食べているフランスの飼い犬は
ただただ、オサレ感しか湧かないのは…

フランスって、
やっぱり、なんか、ズルイんだよなぁ…

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
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