<はじまりの、始まり>
〜フランスのすごい常識編 vol.65〜
製菓学校が始まってからは
毎朝6時に起きなくてはならないため
週末は、がっつり朝寝坊してやるぞー!
って、息巻いていたんですが
不思議と、6時にパチッと目が覚めるんで
人間の体内時計ってスゴイなって思います
えー、さて…
何事もカタチから入るタイプなものですから
大抵の製菓道具は、この4年間で買い揃え
ほぼ、無いものは無い…と思っておりますが
そんな私が、敢えて買ってこなかったのが
こちらのスタンドミキサーと呼ばれるモノで
その理由は、
なんとなく手作り感が薄れる気がするから…
でした
ハンドミキサーを使っている時点で
機械のチカラを借りてるじゃん、同じじゃん
って言われるかもしれませんけれども
スタンドミキサーの方が馬力もあるし
機能も多いし、何より…材料を入れた後、
そのまま放っておけるところが
より機械的な…全自動的な印象がありまして
なんだか使いたくないなーって思ってました
が、
ががが、
当然ながら、プロは皆、これを使ってる訳で
そうなると、勿論、授業もこれを使う訳で…
まぁ、そりゃ、そうだよな…
なんつって…いざ、使ってみると、
手ではなくて、ハンドミキサーでもなくて
このスタンドミキサーでないとダメな理由が
ものすごーーーく、良く分かったので
仕方がないから、長年のこだわりを捨て去り
この攪拌マシーンを買うことに致しました…
ちなみに、
スタンドミキサーである必要性でいくと
・材料を、どこまで泡立てるのか?
・材料を、どの温度で投入するのか?
このことに、プロのパティシエたちは
私の想像を遥かに超えるレベルでこだわり
その一瞬に、全神経を集中させることで
”完璧”を追求している模様でして
そうなると、おのずと訪れる
・同時進行で材料を仕込まないといけない
・混ぜるのを絶対止めてはいけない
というプロセスに対応するためには
両手を常に空けておかないといけない…
と、まぁ、そういうワケであります
スタンドミキサー = ラクできるマシーン
だと、勝手に思っておりましたが
全然、違ったんですなぁ…失礼しました…
余談ですが、
スタンドミキサーで一番人気があるのは
アメリカのキッチンエイドってブランドで
その理由は、創業100年という歴史と
なんつっても、その見た目のお洒落さ…
なんせ、ドデカイ・マシーンだってことで
キッチンに置きっ放しにせざるを得ないため
これを選ぶ人は多いみたいです
が、私が買ったのは、こちらのケンウッド
(ちなみに、リッツもこれを使用)
音響機器のケンウッドとは無関係の
フランスのキッチンメーカーでありまして
キッチンを赤と黒で統一している私的に
正直、オサレなキッチンエイドの黒いやつを
買いたい気持ちは山々…だったのですが
ダイヤルの動きとか、ボウルの仕様とか…
触れば触るほど、ケンウッドの方が
圧倒的に機能的だし、使い易そうだな…と
オサレだけど、やや物足りないイケメンか
素朴だけど、なんか深みのあるジミメンか…
この究極の選択において
素朴系・ジミメンを選ぶことのできた自分を
誇らしく思えている、日曜日の夕暮れ時…
それにしても…
製菓道具って、高いなぁ…
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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どうもありがとうございました
MICHI
製菓道具って、高いなぁ…
←先にお金渡しておくから数年後に美味しいスイーツを頂戴ww
ささてつさん、ひとつひとつ、読んでくださって
本当にありがとうございます。
なんか、こうしてお返事書かせていただきながら、
改めて感動しております…嬉しいっす
先にお金渡しておくから数年後に美味しいスイーツを頂戴ww
↓
あはは、すごい!
パイセンがパトロンになってくれるとは、心強いです(笑)
そんな恐れ多いお金は受け取れませんが、
是非、数年後に、私のカフェがオープンしたら遊びにきてください。
ブログ読者割、させていただきます(笑)