せっかくなので、一番分厚い本から始めてみることにしました

＜はじまりの、始まり＞
〜手探りの自主練編 vol.03〜

この1週間で、いくつか買い込んだ中から
まず手初めに取り掛かっているのが
こちらの本でして（仏語じゃないから）

あまりに分厚いので、思わず測ってみたら
なんと、厚みは6cmもありました

これ、FERRANDIっていう商工会議所の
運営する専門学校が出しているのですが
なかなかの詳しさに、非常に感動しています

こんなの、市販で売ってるんだ…って感じ

日本でも市販のお菓子の本はそれなりに
読み漁っておりましたが
こんなに網羅的で丁寧に書かれている本は
今まで出会ったことがなかったです

いや、もしかしたら
これが、こっちのスタンダードなのかな…

とにかく、そう！それ、気になってたわー
っていうことが、沢山書いてあって
久々に、エラく興奮いたしました

お菓子の国・フランス、さすがです

ここから先は
ややマニアックな話にはなりますが

例えば…

ミルクやクリーム、バターの成分表は
英国や米国のバージョンも含めて
かなり網羅的に書かれているし

かと思うと、
意外と知らなかった絞り袋の使い方の
超・基本的なことなんかも書かれているし

焼き菓子のページでは
グラニュー糖とブラウンシュガーの違いを
”コクが出る”以外でも説明してあったり

ベーキングパウダーを使うのは
基本的には生地を膨らます為なんだけど

ショートブレッドっていうお菓子に使うのは
砂糖が加熱されるのを助けるためなんだよ
（そうすると歯切れと風味が良くなるよ）
なんてことまで説明してあったりして

とにかく、これ、今すぐ全部翻訳して
日本のお菓子作りが好きな人にシェアしたい

他の本も、同じくらいの情報量みたいなので
お陰様で、学校が始まる8月末まで
刺激的で楽しい日々を過ごせそうであります

ところで、全然、話は変わるのですが、
ロックダウン解除を受け、次に気になるのは
国境封鎖がいつ解除されるのかって事らしく
連日、その話題で持ちきりなんですが

どうやら、その先陣を切るのは
イタリアみたいです
（6月3日から解除される模様）

あのドイツでさえ、日程は決めかねていて
6月中旬の解除を目指してるって話なので
イタリアの前進力はハンパ無いです、はい

結構なダメージを受けたはずなのになぁ…

いやー、そのブレないスタンス…
素敵です

フランスはというと、そんな諸国の動きを
横目で見ながら、タイミングを激論中

目下、慎重派が優勢みたいなんですが
欧州のお菓子巡りがしたくて堪らない私は
全力で急進派を応援している毎日です

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
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MICHI

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