フランスのすごい常識

フランスの人間国宝的称号・MOF(モフ)について

<はじまりの、始まり>
〜フランスのすごい常識編 vol.68〜

フランスという国は
自国の文化を守り、育て、受け継いでいこう
という姿勢が非常に強い国でして

その象徴ともいえるのが、
人間国宝的称号・MOFの存在かと…

MOFとは
Meilleur Ouvrier de France
の略称でして

直訳すると
フランスで最も優秀な職人…です

対象となる業界は結構、幅広くて
食はもちろん、建築、服飾、宝飾、美容まで
200種以上もの業種を網羅しており

特に、食に関するMOFは栄誉ある称号とされ
フランス料理人やワイン・ソムリエから
パン職人、ケーキ職人、チーズ職人まで…
各分野に細分化されているんですよ

ちなみに、開催頻度は3〜4年に1度で
受験費用は1回・約65万と高額な上、
厳しい書類審査を通過するのも大変なのに

そんな狭き門を潜り抜けることが出来ても
最終的に合格できるのは、100人に1人…

2019年度の合格者は、全部門合計で、
なんと、たったの7人だったんだとか…

いやはや、凄まじいですな…

この超・難関なコンクールに見事、合格し
晴れてMOFの称号を得た職人の目印は
トリコロールカラー襟のコックコートで

MOFの人たちは、いつ如何なる時も
コレを着ているので、すぐに分かります



ちなみに、
エルメ様も、セドリック・グロレ兄貴
MOFじゃありません

つまり、MOFを持っている人
= すごく有名な人
= すごく人気がある人

という訳ではなかったりするんですが

この称号を獲るためには
何はともあれ、その領域において
ゼネラリストであることが、大前提…

その上で、
当たり前レベルを超えた美的センスと
クリエイティビティが必要…らしいので

生意気ながら、勝手に例えさせて頂くと
人並外れた才能を持つ天才…というより
地道で真面目な秀才…という感じでしょうか

ま、とにかくスゴイ人たちなんだなーって
思って頂ければ、それで宜しいかと

若手の料理人やパティシエ中には、
アンチMOF…てな派閥もあるらしいですが

年に一度のバゲットコンクールしかり
このMOFのコンクールしかり…

個人的には、この国のコンクールを使った
文化継承、並びに洗練度UPの仕組みは
素晴らしいな…って、本当に思います

ある日、突然、指名される訳ではなく
自ら手を挙げて志願して、

公式の審査を通過して受賞するあたりも
すごく明解+公平で気持ちがいいな…とも

フランス語もママならない私には
雲の上の話ですけれども

今度、MOFのパティシエの店にでも
押しかけてみたいと思います

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
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POSTED COMMENT

  1. ささてつ より:

    モフって日本人的には、ちょっとぽっちゃりでフカフカした毛の猫とかモルモットとかの動物のイメージ。
    パティシエとかシェフとかは穏やかなちょいぽっちゃりおじさんのイメージ。ということで、しっくりくるといえばくるw

    • michi より:

      ささてつさん、こちらにも、こんにちは!

      モフモフしたパティシエ、と言われて
      一番に頭に浮かんだのはエルメ様でして
      改めて、いろんな意味で、レジェンドだなーって謎に感心しながら

      フランスに来て半年以上が経ち、自らもモフモフ・パティシエに
      近づいていっているのを感じて震える今日この頃…

      これで、再び監禁生活を強いられたら、
      帰る頃には、誰も私を認識してくれないんじゃないかと思います

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