<はじまりの、始まり>
〜まさかの監禁生活編 vol.19〜
さて、今日は5月1日…
フランスは”スズランの日”でございます
なぜ、スズランの日なのか?
それは、この日が、
大切な人にスズランを贈る日、だからです
ちなみに、もとは”愛の日”だった5月1日…
古くから、男女が愛を確かめ合うために
お互いに花を贈り合ってはいたものの
特に、花指定はなかったんだそうです
ところが、今から450年くらい前、
当時の王様が、スズランという花を見て
小さくて控えめな見た目なのにも拘らず
とても強くて芳醇な香りがすることや
白色が高潔さをイメージさせるってことで
たいそう、お気に召したそうで
”愛の日”になると、決まってスズランを
宮廷中のご婦人方に届けたことから
なんとなくスズラン指定が始まったんだとか
さすが王様、豪快ですな…
ちなみに、この方(シャルル9世)
当時、9歳だったらしいですぜ
恐るべし、
フランス王族のモテ力・ポテンシャル
実際、スズランはバラやジャスミンと並ぶ
世界三大フローラルノート(花の香)と
言われているくらい香りが強くて
好きな人は本当に好きみたいです、はい
そんなスズラン狂として有名な
もうひとりのフランス人が
クリスチャン・ディオールさんでして
一年中、スズランを愛でたいってことで
自宅でこれを育てるだけでは飽き足らず
香りの天然抽出ができないため
香水作りは不可能とされていたスズランを
執念で香水にしちゃうくらいの熱狂っぷり
それにしても…
ひとつの花に惚れ込んだことが伝説となり
後世に語り継がれちゃっているあたり…
さっきの王様といい、ディオールさんといい
フランス男性のオトメン気質、マジですごい
是非、お友達になりたい
まぁ、てなわけで、フランスではこの日
街中がスズランで溢れるはずなのですが
そんなこんなで、今年は不発だった模様…
(冒頭のスズランの写真は、2年前のもの)
みんな、スズランが買えない、買えないと
少し寂しそうではありましたが
私が買えなくて寂しかったのは
スズランはスズランでも、こっちの方(↓)
そう、この時期になると、パティシエ達が
しのぎを削って創作する
スズランのお菓子であります
ふぅ…
なんと、イースターに続いてスズランの
お菓子巡りもできなかったとは…
ちなみに、次のソレ系行事は、
6月1日の聖霊降臨祭…
この日をターゲットに出回るはずの
コロンビエという鳩のケーキに
(鳩肉入りではないので、ご安心を)
新たに標準を合わせて頑張りますわい
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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私も、早くパリが好きになれるといいなー
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MICHI