<お菓子作りには、哲学があった>
〜リッツで修行・初級編 vol.03〜
突然ですが、
日本でシェフといえば、コックさん…
英語だと、料理長って意味ですけども
実は、この言葉…
フランス語から来たものでして
オリジナルの意味はリーダー、なんですよ
加えて、フランスでは自分の上司のことも
シェフって呼んだりするもんだから
なんだか、ちょっと不思議な感じ…
なぜ、料理人の世界でだけ、
この言葉が有名になったのかは謎ですが
当然ながら、こっちでは私達の先生のことも
”シェフ”と呼ぶことになるワケであります
そんな、うちの”シェフ”のスイッチが
ポチッとな…と、入っちゃったのが
本日のお題のひとつ、
チョコレート・タルトの講義の時でして
生徒のひとりが、
チョコレート・クリームの混ぜ方について
軽い感じで質問したところ
なぜか話は、
科学とエモーション(感情)にまで発展し
ビックリするくらい、止まりませんでしたぞ
まぁ、詳細は話せば、すんごく長くなるんで
超・掻い摘んで+平たく言いますと
チョコレート・クリームの混ぜ方は
エモーションが必要と考えるかどうか?
に立脚していて
チョコレート・クリームに
エモーションが必要だと考える人は
シェフと同じ方法を取ることが多いらしく
逆に、必要だと考えない人…
更には、それ自体が存在しないと考える人…
つまり、お菓子は科学だと考えている人は
違う方法を採択する…とのこと
って…
今こうして、咀嚼しながら書いていても
言いたい事が分かるようで…分からない…
てか、エモーションって、何じゃろ?
”感情”って意味じゃないのけ?
なんつって…
思わず、辞書を引いてしまいましたがな
それにしても…
お菓子は科学だって、私は思っていましたが
エモーションという新キャラの登場で
俄然、色めき立つ…私のお菓子的・乙女心
そして、そこには
豊かな経験と弛まぬ努力の上に横たわる
各パティシエたちの哲学があることを知り
劇的に萌える…私の知的・好奇心
はぁ…(←うっとり)
私も製菓学校を卒業する頃には
”エモいお菓子”について、
少しは語れるようになっているのかなー
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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私も、早くパリが好きになれるといいなー
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どうもありがとうございました
MICHI
なるほど、手作りの丹精込めて作ったお菓子には魂が
含まれていると。
シェフはもしかして、機械製とお手製を食べ比べて当てることができるのだろうか!?
ささてつさん、こんにちは!
お返事が遅くなってしまって…本当に申し訳ありません…
はい、エモーション問題は、目に見えないものゆえ、
奥が深そうであります。
うちのシェフが、機械製とお手製の違いを当てられるかは不明ですが
鍋で沸騰させている液体の泡の大きさをみて、だいたいの温度は±2度の誤差で当てられます。
経験×プロって、すげーです。
シェフって、リーダーもシェフっていうんですね。
初めて知りました!
お菓子作りは科学とエモーション。
確かな技術の上に魂を込めるってことですよね。
魂が入っているかいないかって、お客さんは敏感に感じとりますからね。
まあ、お菓子という食べ物で魂を伝えているってことですよね。
そこは一番難しいところです。
わわわ!
マダム・ヒーヅルさん、こんにちは!
お返事が遅くなってしまって、申し訳ありません…
はい、そうなんです。
シェフって、リーダーって意味なんだそうです。
私もはじめは、ハテナ?という感じで、思わず、辞書で調べちゃいました(笑)
いやはや…本当に…
お料理も、お菓子も、魂を込めて、想いを託して作ってこそ
食べた人の心を動かせるものなのでしょうね…
そのためには、自分なりの哲学というか、信念というか
そういうものを磨いていかないとダメなんだろうな…と
改めて思わされ、考えさせられ、そして刺激を受けた瞬間でした!