<もっと知ると、もっと楽しい>
〜フランスのすごい食品編 vol.12〜
さて、相変わらず続いてる夜8時の拍手…
最近は、なんとなーく2部制になってまして
一頻り、医療関係者への拍手が終わると
そこからご近所さんの演芸大会が始まります
1日1組限定、年齢・職業不問
必要なのは、手を挙げる度胸とやり切る根性
以上!
てな感じで、誰からともなく始まった
このご機嫌極まりないイベントには
アコースティックギターを奏でるオジサマや
アカペラでゴスペルを披露するジョシなど
正攻法で拍手と獲りにくる派もいれば
可愛いチビちゃんたちに歌わせたり
ちょっと露出多めな衣装で登場したり…と
姑息な手段を講じる派もいれば
それ、どこの国の?ってな怪しい太鼓を
無心で掻き鳴らす80歳くらいのジイサマや
突然、朗読を始める生徒会長風男子みたいな
謎の方向に向かってひた走る一派までいて…
そんな個性的なご近所さんたちが
我も、我もと、その日の出場権を求めて争い
大変な盛り上がりを見せております
パリ市民、すげー
さて、今日はキャラメルのお話です
皆さん、塩バターキャラメルというものが
フランス発祥だって、ご存知でしたか?
大元となる”キャラメル”の方は、
実はアラブ人が発明したものなんですが
十字軍が遠征の際に欧州へとコレを持ち帰り
そこから500年後、フランスにやってきます
ちなみに、欧州でお菓子が国境を越える時は
必ず、超・名家の豪腕女子が関わっていて
有名なのは、メディチ家のカトリーヌさんと
ハプスブルグ家のマリア・テレジアさんです
で、キャラメルに関して言うと
メディチ家のカトリーヌさんが嫁入りの際、
フランスに持ってきたんだそうです
その後、
製造に当たってバターが必要なキャラメルは
海に囲まれたバターの産地・ブルターニュで
”海塩”との運命的な出会いを果たします
当初は、甘いものに塩を入れるなんて…と
保守派から非難された、この凸凹コンビは
新しいもの好きのパリっ子たちに大ウケし
一気に”フランス名物”になったんだとか
こうして生まれた、塩バターキャラメル…
ブルターニュ出身の職人、アンリ・ルルーが
その製法を洗練させ、確立させたことで
完成形に至った…と言われております
(だから、日本では彼が一番有名かも)
が、
今日、ご紹介するのは、そんなアンリよりも
随分と前から頑張っている老舗メゾン
ラ・メゾン・ダルモリーヌの
サリドゥという塩バターキャラメルです
時は1946年、場所は勿論、ブルターニュ…
浜辺のキャンディー売りだった平凡な一家が
孫の3代目に至るまで、コツコツ真面目に
キャラメル作りの腕を磨き続けて、75年…
彼らが作る拘りのキャラメル・サリドゥは
評判が評判を呼んで、気がつけば国内の
百貨店やスーパーの棚を埋めるほど有名に…
今では大御所となった彼らですが
ブルターニュの本店には、地元の子供たちが
毎日お菓子を買いに集まってくる…
そんなアットホームなメゾンなんですよ
私は、ここのキャラメルも大好きですが
一番気に入っているのが、このスプレッド
お勧めは、バニラアイスに載せたり
ミルクに溶かして飲んだりすることです
特に、アイスに載せて食べた時の、
あの謂れもせぬ背徳感とか、マジでヤバイです
って、こんなことばっかりしてるから
いつまで経っても体型が戻らないのであります
あー、もっと身体動かさなきゃなー
演芸大会の練習でも始めてみようかしら
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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
”パリ大好き”
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MICHI