<はじまりの、始まり>
〜フランスのすごい常識編 vol.32〜
学校が8月末まで始まらないとわかった今、
監禁令が解除されたら、地方菓子でも食べに
パリを飛び出してやろうと画策し
まず、一番初めに選んだのは
・バターの王様(ボルディエ)の本店がある
・クイニーアマンの発祥の地
・ガレット、クレープの本場
・ファー・ブルトンの発祥の地
・ガトー・ブルトンの発祥の地
・塩キャラメルの発祥の地
っていう、フランス菓子界のスターたちを
続々と排出してきた仏北西のブルターニュ
ですが、ブルターニュは
先週から今週にかけて、ずっと雨…
そして、明日からも変わらずの雨予報…
そんな、ガッカリしている私に
優しいフランス人たちは、口を揃えて
ブルターニュは、毎日雨が降る土地だから
と、慰めてくれるものの
ふと、天気予報を見てみたら
私がパリに帰ってくる日(土曜日)から
見事に晴れマークが並んどるがな…
せめて、この雷マークだけでも
そのうち取れたりしないかしら…くすん
ちなみに、そんなブルターニュ出身の
柔道・黒帯初段保持者・ジャクさんから
(フランスは、ジャックじゃなくてジャク)
僕は、ブルターニュ出身だけど
ちゃんとフランス語を喋れるよ
と、言われた時には、
一瞬ポカンとしてしまったのですが
なんでも、フランスという国は
彼のお爺様の世代から、やっとフランス語が
全土の義務教育に組み込まれたため
世代によっては
フランス語があまり上手に話せないらしい
いや、話せないというよりも話さない…に
近いみたいですけどね…
聞けば、ブルターニュは誇り高きケルト人が
造り上げた街で、今も(ジャクさんでさえ)
僕たちは、ちょっと他のフランスとは違う
と、自他共に言って憚らない地域なんだとか
(ま、確かに、だいぶ様子は違いますが…)
世界的公用語の英語を話したがらないことで
有名なフランスの中に
自国の公用語のフランス語を話したがらない
地方都市があるだなんて
それは、つまり…
英語を話さないフランス人が話す
フランス語を話さないフランス人
ってこと?
もー、ややこしいなー
てか、本当に皆…
自分とこの文化、好き過ぎでしょ?
フランス語もママならない私は
いったい、どうすればいいのやら…
こうなったら逆に、ブルトン語を
話せるようになってみる?
てなことで、調べてみたら、
”こんにちは”は、デマト ディト
(Demat dit.)
”ありがとう”は、トルガレズ
(Trugarez.)
みたいな感じで、英語ともフランス語とも
似ても似つかない言語だと判明し
始めて3分で断念…あー、情けない…
てなわけで…
明日の早朝便(電車)に乗って
ケルトの街・ブルターニュ、行ってきます
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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どうもありがとうございました
MICHI
これはピンチだね。相手も妥協してくれなそうだわ。
とりあえず、長い帽子を被って紛れ込むしかないね。
イモトのイッテQみたいになってきたね!
ささてつさん、こんにちは^^
とりあえず、長い帽子を被って紛れ込むしかないね。
↓
あはは(爆笑)
やっぱり、その帽子に一番目が行きますよね?
私も、初めてコレを見た時には釘付けになりました。
イモトのイッテQみたいになってきたね!
↓
体力にも滅法自信がないし、ゲテモノも全く食べられませんが
「1度目は絶対に断らない」っていう精神は真似したいと思います!
あ、でも、たとえ1度目でも、モンブラン登頂は断るかもなー
こんにちは!
日本も東北弁とか琉球語なんか、
全然わからないですよ。
昔、短大時代に同級生の沖縄の子同士でしゃべっているのを
聞いて、「なんて言ってるの?」て聞いたら、標準語に直して教えてくれた思い出があります。それと同じでしょうかね。
マダム・ヒーヅルさん、こんにちは^^
こうして、いつもコメントいただき、ありがとうございます。
とっても嬉しいです!
確かに…
東北弁も琉球語も(他の方言も)
標準語とは似ても似つかない言葉が沢山ありますよね…
短大時代に同級生の沖縄の子同士でしゃべっているのを聞いて
↓
琉球語に至っては、文法さえも違う部分があると聞いたことがありますので
余計に、何がなんだか…という感じでいらしたのだろうと想像いたします。
それと同じでしょうかね。
↓
はい、そうだと思います。
そして、今となっては少しずつ忘れ去られようとしている文化を
親御さんの世代が頑張って繋ごうとしていらっしゃり
それに一部の若者が共感している…そんなことがブルターニュでは起こっているみたいです。
琉球語にせよ、東北弁にせよ、日本という土地で生まれた大切な文化なので
廃れることのないように、後世に残していきたいものですね^^