ブルゴーニュで生まれ育ったワイン家族のワイン語録

＜はじまりの、始まり＞
〜フランスのすごい常識編 vol.42〜

ブルゴーニュで生まれ育った、この一家は
その期待に反せず、ワインに超・詳しくて

例えば、ちょっと遠出した街のレストランの
入り口にある看板を見ただけで
これは高いとか安いとか、言えたりするし

ワインの店の棚を見ただけで
これは、ここから何キロ離れたどこどこ、
あれは、ここから何キロ離れたどこどこ…

なんつって、その産地（村）の場所が
スラスラ出て来たりするから
マジでスゴイ

てなわけで、本日は…

そんなジュリアン一家のワイン語録の中で
印象的なものを抜粋してご紹介いたします

1）ボジョレに良いワインなんてない

・ボジョレは収穫祭で飲む、ただの縁起物
・だから、味はどうでもいい
・つまり、美味しく作ろうと頑張っていない
・よって、10€以上は出してはならない

2）ブルゴーニュという名のワインは買うな

・普通、ワインは村や地区の名が着いている
・それが品質を知る重要な情報源でもある
・ブルゴーニュは県の名で、村の名じゃない
・つまり、産地不明の怪しいワイン
・よって、お金を出して買う価値はない

3）ロゼは質の良いワインじゃない

・これは、キンキンに冷やして飲むもの
・良いワインは絶対にそんなことしない
・つまり、ロゼは質の良いワインじゃない
・これは、夏の水代わりに飲む気楽な飲み物

4）赤のスパークリングなんてあり得ない

・フランス人でも、これが好きな人はいる
・でも、あんなに不味いと思うものはない
・ブルゴーニュの人は、あんなもの飲まない

とのこと

むぅ…

ブルゴーニュっていう名前のワインも
3000円くらい出して買った事あるし

ボジョレー・解禁！とかいって
喜んで飲んでた時代もあるし

一時期、赤のスパークリングに
ハマっていたこともあるわいな…

ま、彼らの意見が全てとは思いませんが
ワインと共に育った彼らの言葉には
妙に重みがあって、信頼がおけたりするんで

アラ・不思議…

他にも、色々教えてもらったんだけども
細か過ぎて、全て覚えきれないのと、

価値以上の値がついてるワインならまだしも
価値以下の値がついてるワインなんて

日本に帰っても、買えるわけがないのが
（生産量が少なすぎて流通に乗らないため）
ちょっとばかり残念なところであります

それにしても…

フランス人は、
やっぱりワインが好きだなぁ…

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
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