<はじまりの、始まり>
〜手探りの自主練編 vol.09〜
ブルターニュ・最終日…
びっくりするくらい初めての快晴であります
青い空、日光に映える寄木作りの建物…
ああ、レンヌに来たんだーって感じ…
って、もう帰るんですけどね
とはいえ、このブルターニュ旅行における
最終にして最大のイベント…
毎週、土曜日の朝限定で開かれる
リス広場のマルシェが快晴で迎えられるなら
ま、それで全てチャラにしたい所であります
このマルシェは、
フランスで一番美しいと専らの評判でして
規模も国内で2番目を誇るとのこと
そんなマルシェで私が果たしたかった野望は
農家の人から、自家製の小麦粉を買う
ズバリ、これであります
事前に、小麦粉を売っている農家が
出店しているのかどうか、調べてみたものの
当然ながら、そんな情報はどこにもなく…
あるかしら?
あるかしら?
と、ドキドキしながらマルシェ内を巡ること
およそ30分…
屋外は、八百屋と魚屋しかないことが判明し
少しだけ肩を落として屋内に入ったら…
ありましたー(涙)
しかも、2店舗も!
ああ…
ありがとう、ブルターニュ
ありがとう、レンヌのドデカ・マルシェ
これで、この1週間、
ほぼずっと雨だった、この小旅行も
報われるってもんであります
えー、さて…
思わずスキップしたい衝動を抑えつつ
澄ました顔でトコトコ近づいていくと
どうやら複数の種類がある模様…
何が違うのか聞いてみるものの
当然ながら英語は話せないってことなんで
およそ10%くらいの理解度で
とりあえず、ガレットに使う蕎麦粉と
クレープに使う小麦粉を1袋ずつ購入…
つーか、ガレットもクレープも
T80の粉を使うのか…知らなかった…
こちらのお姉様は、それでも時折、
片言の英語を交えて説明してくれて、
別れ際には
フランス語以外で説明してって
頼まれたのは、あなたが初めてなの…
もっと、英語を勉強するわ(←半分想像)
なんつって、笑顔で送り出してくれるほど
こっちのお母様は、英語は全然無理らしく
終始、フランス語オンリーだったものの
これまた身振り手振りで説明してくれて
オマケにお手製のレシピを渡してくれました
後で、ガレットのレシピを見てみたところ
材料:
・蕎麦粉=1kg
・水=2リットル
・塩=20g
ですって
男前だな、おい
もっと少量でレシピをこさえてくれると
助かるんだがのぅ…
それにしても…
このマルシェの何が凄いって
八百屋さんの数がすごい
私の近所のマルシェ(それなりに有名)は
八百屋さんが10店舗くらいありまして
規模的には中位らしいんですが
ここは、端から端まで全て八百屋っていう
広い区画があって、ざっと60店舗くらいは
お店が並んでいたと思います
ちなみに、写真(↓)は全て八百屋でして
背後にも、この半分くらいの長さで
八百屋さんが列を成していました
本当に、すごい
そして、どの八百屋さんの野菜も超・キレイ
尚且つ、値段はパリの3分の1くらい…
いいなー
よっぽど、買って帰ろうとかと思ったものの
既に、小麦粉:2袋と蕎麦粉:2袋に加え
更には、シードルを3瓶ほど抱えていたため
泣く泣く諦めて、ホテルに戻りました
いやー、レンヌのマルシェ、最高!
優しいブルターニュ人、最高!
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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どうもありがとうございました
MICHI
・蕎麦粉=1kg
・水=2リットル
・塩=20g
⇒そこまでガツンと来られてしまったら日本人であれば
自然とそばを作ってしまうと思うw
ささてつさん、こんにちは!
お元気そうで、なによりです^^
そこまでガツンと来られてしまったら日本人であれば
自然とそばを作ってしまうと思うw
↓
確かに…(笑)
あんな薄っぺらいものを、ちまちま焼いていたら
1kg+2Lの生地種は何時間あってもなくなりませんが
蕎麦だったら、サクッと1kg消費できそうですな(笑)
どうでもいい呟きなんですが
・ラーメンの材料は小麦粉、小麦粉はフランスにもある、フランス人はラーメンを食べる
・うどんの材料はうどん粉、うどん粉はフランスにはない、でもフランス人はうどんも食べる
・蕎麦の材料は蕎麦粉、蕎麦粉はフランスにもある、フランス人は蕎麦を食べない(そもそも、知らない)
これは、何故なんだろう?
と、地味に不思議だったりします。
蕎麦、美味しいのに…
あー、虎ノ門の砂場に行きたい!