<はじまりの、始まり>
~フランスのすごい常識編 vol.01~
ドイツ然り、フランス然り、イタリア然り…
大抵の店が閉まってしまうキリスト教の国の
日曜日は、ぶっちゃけ暇であります
本当は、PCでやりたい事が沢山あったのに
書くのも恥ずかしいくらいの痛恨のミスで
明日まで肝心のPCが使えない事態となり
本当にやることがなくなったから、さあ大変
しかも、時差ボケで朝の3時に目が覚めて
そこから眠れずノソノソ起きて活動してる為
まぁ、1日の長いこと、長いこと…
そんな、暇な日曜日の唯一の楽しみといえば
随所で開催されているマルシェってなわけで
7時になるのを今か、今かと待ちながら
待ち構えていたワケであります
本当は、3区にあって400年の歴史を持つ
常設マルシェの”アンファン・ルージュ”に
(enfants rouges)行きたかったのですが
まずは生活の基盤を固めよう、という事で
家の近くのマルシェを探索することに…
が、7時になってもビックリするくらい
閑散としていて、出店は4つくらいしかない
8時になっても、まだ半分くらいしかない
ようやくマルシェの9割くらいが出揃って
街の人たちもどこからともなく集まって来て
それっぽく賑やかになった頃には
朝の9時を回りかけておりましたがな…
むむぅ、すごい…
公式HPにあるOPEN:7時というのは
7時から一斉に店が出るワケじゃなくて
7時から店が出始めるよってことなのね
フランス語、難しいわ
ところで、話は少し変わりまして…
パリには死ぬほどパン屋さんがありますが
行列を作っている店は限られていて
日曜日の店頭を見ると、その差は歴然です
ホテルの近くにある名店は、この通り
朝から店の外まで長蛇の列が絶えない状態
さすが、グルニエ・ア・パンさんですな
少し離れた場所にあった、このパン屋さんも
この通り、長蛇の列が店の外まで出来ていて
人気の高さが伺えます
でも、列なんて出来ていない店の方が多くて
上の2つのパン屋さんの間には
ザッと5軒くらいお店があったのですが
1~2名のお客さんがいれば良い方でした
ああ、なんて厳しい世界なのでしょう
美味しいか、美味しくないか
好きか、好きじゃないか
ただ、それだけでしかない世界…
身が引き締まる思いです、はい
ちなみに、ホテルの近くのマルシェよりも
この6区のマルシェの方が気に入りました
お店の種類は大して変わらないのですが
並んでいる商品が綺麗で美味しそうなんです
心なしか店主達の愛想も雰囲気も品があって
道幅も多少広いので商品も見易くて
いろんな意味で好感が持てたんですよねぇ
その後は、勢い余って1区に向かって直進し
大好きなルーブル美術館に軽く挨拶をして
そのまま4区までトコトコ歩いていきました
それにしても、今日も相変わらず暖かかった
マフラーしてると暑いくらいでした
このまま春になってくれたらいいのになぁ…
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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
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私も、早くパリが好きになれるといいなー
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MICHI