<はじまりの、始まり>
〜フランスのすごい常識編 vol.56〜
先日、ほうれん草を1kg買っちゃった件で
一緒にマルシェに行ってあげなさい、と
お兄ちゃんから弟に、指令が降りまして…
ラスパイユという有名なビオのマルシェに
今日は、パイセンと一緒に来ております
日曜の朝も早くから
地下鉄で45分もかかるマルシェに
通訳として来なくちゃならないなんて…
カースト的・最下層民扱いは解せないものの
流石にパイセンの事が、少し気の毒になる
今日この頃…
てか、私のせいなんですけどね
絶対、
野菜くらい、一人で買えるようになれよ…
って、思ってるよなー
そんな、お兄ちゃんに逆らえないパイセンの
携帯メールが、朝から鳴りまくっているので
何事か…と、不思議な顔をしていたら
今日はさー
ジュリアンの日なんだよ
とのこと
聞けば、
カトリック(仏はカトリック中心)では
聖人の祭日ってのがあるらしく
聖人歴と呼ばれる暦には、
今日は、誰それの聖人の日…ってな具合に
その名前が書き込まれているんだとか
でもって、今日…
8月2日は、聖・ジュリアンの日ってことで
お誕生日みたいに、プレゼントを贈ったり
豪華な食事をしたり…とまではいかずとも
家族や友人からオメデトウのメッセージが
送られてくるのが通常なんだとか
日本で、一番有名なのは、2月14日…
そう、聖・バレンタインの日ですかね…
余談ですが、ここ、フランスという国…
今でこそ、法律が改正されて
子供の名を自由に選べるようになったものの
1981年頃までは、この聖人歴の中から
子供の名を選ばなければならなかったそうで
多くのフランス人が、お誕生日の他に
同じ名前の聖人の記念日を持ってるんだとか
パイセン曰く
ま、誕生日ほど特別な日じゃないけど
一年に一度、誰かが自分の事を
思い出してくれるってのは、悪くないよね
とのこと
うん、確かにそうですな
そういや、その昔…
MixiなるSNSが流行った時に
”全国の〇〇さん”っていう名前の
自分と同じ苗字のコミュニティがあって
妙な親近感を覚えた記憶がありますんで
全国に散らばっている自分と同じ名前の人が
同じ日に、一斉にお祝いされるだなんて
なんだか、すごく楽しそうであります
私も、自分の名前を祝う日、欲しいなー
*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春
これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います
郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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どうもありがとうございました
MICHI
最近の日本だとキラキラネーム増えていて名前で管理は難しそうだし、苗字で適用になるのかな?
その場合、自分の苗字だと日本ランキング13位くらいの多さだから公平性を保つには10年に1回くらいしか回ってこなそうmdrrr
ささてつさん、こんにちは!
いよいよ、日本も長い梅雨が明けたそうですね。
夏、満喫されていらっしゃいますか?
ふむ…確かに…
苗字であれば、日本でも何とかなりそうですな。
ちなみに、私の苗字のランキングも気になって調べたところ
全国1300位くらいという、なんとも中途半端な順位でした。
たとえ、10年に一度だったとしても、
全国13位の規模の〇〇さんが一度にお祝いされたら、
かなり壮観な眺めなんでしょうなぁ…
羨ましいでごわす。