<ホンモノを作るには、本物を知らないと>
〜ブルターニュのパン・スイーツ編 vol.01〜
せっかくガレットとクレープの本場
ブルターニュへ行くんだから
フランス人たちが推すお店を知りたいと思い
ブルターニュに住んだ事のあるフランス人に
片っ端からオススメのお店を尋ねたのに
どこに入っても美味しいよ!
って…
なんだか、博多の人に
美味しいラーメン屋台はどこか?って
聞いた時みたいな答えしか返って来ない…
むぅ…そりゃ、そうなんだろうけども…
とはいえ、ありますでしょ?
そんな中でも、頭ひとつ出た店が…
というわけで、仕方がないから
インターネットを駆使しつつ、
何軒かアタリを付けて食べ歩きましたが
そんな中でも、頭ひとつ出た店、
ありました!
MICHELIN(ミシュラン)ならぬ
MICHILIN(ミチラン)的な
それを食べるために旅行する価値がある店!
ところで…
もう、しばらくはガレットもクレープも
見たくないかもしれないな…ってくらい
毎日のように食べ歩いた結果として
私が、超・勝手に整理した
美味しいガレットとクレープの条件は
大きく2つです
まず、一番大切なのは、やっぱり”焼き方”
これは、薄ければ薄いほどいい
ガレットはあまり厚いとモタついて
具材の味を邪魔してしまうし
水気の多い具材だったりした日には
それを無駄に吸ってベチャベチャになります
見事に薄くて、パリパリしており
その食感をガレット全体に添えるくらいが
スマートで美味しいガレットの条件かと…
クレープも同様で、薄ければ薄いほどいい
一枚一枚は薄いんだけど、お皿に乗せる際
折りたたんで初めて厚みがジャストになる…
それが思わず唸るクレープの条件かと…
太いゴムよりも細いゴムのほうが
しなやかな弾力性を持っているように
分厚い生地より薄い生地の方が
口に含んだ際に見事なモチモチ食感を
演出してくれるんですよ
そして、次に大事なのは、とはいえ”配合”
ま、これは好みにもよると思いますが
めちゃくちゃ薄く焼く前提でいけば
ガレットの方は、蕎麦粉は濃いほうが
風味がちゃんと感じられ、私は好きかも…
クレープの方は、焼き方以外にも
独特のモチモチ食感をもたらす秘密の材料が
絶対にあると思っていて
それが、何なのかまでは解き明かせず…
白玉粉?米粉?タピオカ粉?
うーん、謎であります
で、そんな2つの条件を完璧なまでに満たす
ガレットとクレープを食べさせてくれる…
神懸かったお店は、今のところ1軒だけ
それが、ここ、カンカルにある
Ty Skorn(←読めない)というお店です
<このお店のこと>
カンカルという、フランスの熱海みたいな
小さな海辺の町の端っこにあって
夫婦で切り盛りをされているクレープリー
ちなみに、フランスはクレープ職人の事を
クレーピエと呼びまして
こちら、なんと国家資格でございます
で、このお店は”Artisanale”とあるので
ちゃんと国家資格を持った職人さんが
焼いてるよ、ということであります
私、ブルターニュで一番初めに食べたのが
このお店だったんで、当初は
おお、フランス人たちのいう通り
どこで食べても、劇的に美味しいがな…
ブルターニュ、すげー
と、思っていたんですが
その後、他の街に行って何軒か廻るうちに
ここは別格だということに気が付きました
<このお店のすごいやつ>
ブルターニュの海沿いの町に行ったら
魚介のガレットを食べるべし、とのことで
注文したのは、この”カンカリアン”という
ホタテのネギ入ホワイトソース添え…
これが、本当に美味しかった
そして、何より凄かったのが
デザートに食べたバターシュガークレープ…
本当に、本当に美味しいものって
ペロリと食べてしまうじゃないですか?
たとえ、お腹いっぱいでも
それを忘れるくらい止まらないというか…
ここのクレープはまさにそんな感じで
ガレットのホタテも、まあまあ大きかったし
付け合わせのホワイトソースは重かったし
なんなら、直前に牡蠣を12個食べてますが
一口食べた途端に、そのあまりの美味しさに
椅子から転げ落ちるかと思いました
きっと、私、あのクレープを食べ切るのに
1分かかっていないと思います
それくらい、本当に、本当に美味しかった!
とにかく食べるのに夢中だったため、
なんと、写真撮るのを忘れました…くすん
カンカルという町は、とにかく不便で
牡蠣以外は何もないところでございますが
いつか、
モン・サン・ミッシェルのついでにでも
ここのクレープリーに戻って来たい…
それほどまでに、すごい店でした
それにしても…
この店の名前、いったい何て読むだろう?
※予約していく…って感じの店ではないです
\お店の詳細はコチラ/
名前:Ty Skorn Crêperie Artisanale
住所:4 Place de la Chapelle, 35260 Cancale
公式HPはコチラ
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もう一生来ないかもしれない…
きっと来たとしても、ずっと先になると思う
海外都市って、きっと、そういう場所ですよね
だからこそ、食いしん坊としては
全力でその国の食文化を知り
その国の自慢のパンやお菓子のことを知って
その国で一番美味しい店に行きたいのです!
ですので、同じようなことを考えている
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とっても参考になりました
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どうもありがとうございました
MICHI
ミチランうけたw
B1グルメよりに例えて申し訳ないけど、広島焼きの薄い生地に近いのかなと思いました。
とことん薄いのに十分主役になれそうなモチモチ感、そんな感じは似ているのかなと。
ささてつさん、こんにちは。
今日も、温かいコメントありがとうございますmm
とことん薄いのに十分主役になれそうなモチモチ感、そんな感じは似ているのかなと。
↓
あーー!!
それ!!
かなり近いです!!
そんな感じです!!
食べたいなぁ…広島焼き…
てか、醤油とか出汁を体に入れたい…
ちなみに…
言ったモン勝ちの世界を脱することはできませんが
広島焼きの発案者(店)は”みっちゃん(MICHI=CHAN)”らしいですぞ。
ふっふっふっ…