食を愛するフランス人が絶大な信頼を寄せる、パリの高島屋的存在

＜はじまりの、始まり＞
〜まさかの再・監禁生活 vol.04〜

一気に、寒くなりました

太陽が出ていればマシなのですが
夜ともなると、やっぱり底冷えしまして

さすが、北海道よりも北にある国だと
実感する日々がやってきております

でも、昔のフランス（パリ）は
秋に入ると共に降水量が増えてきて
毎日が曇り空…太陽なんて滅多に射さない

っていうのが普通だったらしいのですが
ここ最近の温暖化に押されて

11月でも晴れて太陽がサンサンと照る日が
結構あるぞ、っていうんで

パリも随分と変わったもんだ…
なんつって、遠い目をするのは
私の大家さん・マリナ姉さんであります

つい先日まで、
モスクワからリモートワークをするという
文字通りの離れ技をやってのけた彼女に

銀行なのに（結構、堅そうなイメージ）
そんなことが許されるのか？

と、聞いてみたところ

なんで銀行（会社）の許可が要るの？

ですって

あー、そかそか
そーいう感じね

えー、さて…

今日は、
食を愛するフランス人たちが口を揃えて

あの店にないものは、ない

と、褒め称え、
ロックダウンが始まると聞いても、

あの店が開いているなら、なんとかなる

と、絶大な信頼を寄せる…
ボン・マルシェというデパートの食品館…

その名も、
ラ・グランド・エピスリ・ド・パリ
を、ご紹介したいと思います

パリには、高級デパートが3つあって（↓）

・ラファイアット
・プランタン
・ボン・マルシェ

日本のデパートに例えるとするならば

・ラファイアット＝新宿伊勢丹
・プランタン＝銀座三越
・ボン・マルシェ＝日本橋高島屋

って感じかなー、と…（↑独断＋偏見）

そう、ボン・マルシェは
デパートの中では渋めの存在…なんですが

そんな重鎮の食品館が、今から20年前…

LVMHに買収された際、行われた大改装で
パリ最大の食品館として生まれ変わり
今では、圧倒的な存在感を放っている訳です

ちなみに、中はどうなっているのかというと

地階が、所謂、食糧品売り場でして
地下は、ぜーーんぶ酒…となっており

バターだけでも、これだけの種類があって
（なぜか標識はチーズになってるけど）

こちらが塩売り場…

こちらが蜂蜜売り場…

でもって、
フレッシュチーズは、山羊だけでも
大きさから食感から、選びたい放題だし…

そこから離れた別のストレージには、
パック入りチーズも、すごい量が並んでるし

その気になれば、牛の足の肉だって
丸ごと買えちゃうし

コーヒー＋紅茶売り場も、この通り…
圧巻の品揃えであります
（↓ 360度、こんな感じになっている）

あー、
ここなら1日居ても飽きないわー

ってことで、片道・徒歩45分の道のりを
エッチラオッチラ、やって来ては
グフフ…と一人、ニヤけている…

そんな超・怪しい日本人を見かけたら
それは、きっと私です

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
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