フランスのすごい常識

フランス人が食事の前にとる、アペリティフという時間の意味

<はじまりの、始まり>
〜フランスのすごい常識編 vol.39〜

というわけで、
田舎に泊まろう!初日です…

夕方の17時半にパリを出発して
フランスの田舎の都市を結ぶ
特急列車に揺られること、およそ3.5時間

私=フランス語を教えてもらう立場
ジュリアン=私を教える立場ってことで

ジュリアン的・カースト制度において
私は最下層民に位置づけられたようでして

行きの電車は、ジュリアン・パイセンの
スパルタ・フランス語講座で終始しました

ジ:ジェシカって言ってみて
私:ジェシカ

ジ:違う
私:ジェシカ(←変えてみた)

ジ:違ーう
私:ジェシカ(←変えてみた)

ジ:dは発音しない!もう一度!
私:ジェシカ…(←変えてみた)

ジ:声が小さい!誤魔化されないぞ!
私:ジェシカー!(涙)

的な?

くそー!
私の方が10歳も年上なのに!

あー、早く目的地に着いて欲しい…

てなわけで、
程なくしてCHAGNYという駅に到着し
更に車でいくこと、およそ10分…

ここDEMIGNYは、人口およそ千人の
小さな村であります


お家に着いたら、早速ご飯を…ってことで
いただいたのは

・アペリティフ
・ハムと玉子のジュレ
・サラダ
・チーズ
・キール
・白ワイン



それにしても…

このメイン料理に行く前に必ずついてくる
お酒をつまみで語らうアペリティフの時間…

こっちに来る前は、これはレストランとか
ちょっと畏まった食事の時だけものだと
勝手に思っていたので

普通の食事でも当たり前に
この時間があって、ちょっとビックリ

そもそも、このアペリティフ…

何のためにあるのか?聞いてみたところ

ランチやディナーの前に
ちょっとだけ、何か食べるためよ

とのこと

なんで、本編を食べる前に
何か食べる必要があるのか、深掘ってみると

人生を楽しむためよ

ですって

なるほど…

このアペリティフ、意味があるんかな?
早いとこ、本編にいけばいいのでは?

と、思っていた自分が恥ずかしいであります

営業マン時代に、ランチは5分で済ませてた
なんて、絶対に言わないでおこうっと…

*****
たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
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