フランスが誇る都市伝説…信じるか信じないかは、あなた次第

＜はじまりの、始まり＞
〜フランスのすごい常識編 vol.66〜

ただでさえ、風呂に入らない国民という
不名誉なレッテルを貼られているのに

感染者の急増を受けてマスクが義務化され
毎日歯を磨く人が2割も減ったという記事を

どうやらイギリスの新聞が書いたらしくて
フランス人たちは、激オコであります

ちなみに、フランス人たちが
風呂に入らないという都市伝説の原因は
ルイ14世まで遡るんだそうで

当時の欧州は、下水事情が劣悪だったため
生活水には大量のバクテリアがいるって事で

実際のところ、そんな水で体を洗うのは
感染症になる可能性が非常に高い…
めちゃくちゃ危険な行為だったらしいです

で、実際、水浴びをして病気になる人も多く
そんな姿を目の当たりにした昔の人たちは

水が体に穴をあけて
そこから病原菌が体内に侵入してくる…と
本気で信じるようになったとのこと

そんな、迷信と事実に多大な影響を受け
水を忌み嫌った太陽王・ルイ14世が
生涯を通じて風呂に入らなかったもんだから

史上最強のフランス王…という知名度と
風呂に入らないというインパクトが重なって

いつの間にか、
フランス人は、風呂に入らないっていう話に
発展していったんだとか

だから、僕らが風呂に入らないっていうのは
とんだ誤解なんだよ

なんつって、目の前で激オコしてる
フランス人たちの会話に耳を傾けてみると

仏：身体は、毎日洗ってるよ！
私：身体は？じゃあ、髪の毛は？

仏：私は、一日おき（←自慢気）
仏：僕も、一日おき（←自慢気）
仏：私の彼は、週に一度

私：えーーー

仏：彼、髪の毛長いの？
仏：うん、肩くらいまである
仏：あー、なら、仕方ないねー
仏：うん、うん、仕方ない

とのこと

最後の部分の
髪の毛が長い→週に一度の洗髪でOK
というロジカル・ジャンプは勿論のこと

誇らしげに、一日おきに洗うことを
アピールしてくる辺り…

もしかして、そのドヤ顔の比較対象は
あの太陽王だったりしますかな？

ちなみに、ルイ14世が風呂に入ったのは
生涯のうちで、たった2回と言われており

初回は、生まれた直後に産湯に浸かった時
その次は、洗礼の儀式で水に浸けられた時…
なんだそうです、はい

そんな風呂嫌いの最強王に、誰一人として

臭いぞ！
風呂に入れ！

と、言うことが出来なかったもんだから

彼の体臭から自分たちの鼻を守るために
香水文化が花開いたっていう話も
この国が誇る、もうひとつの都市伝説です

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たった一度の人生なんだから
失敗したって思うがままに生きる方が
自分らしいと思ったのが、2019年の春

これから何が起こるかわかりませんが
転んでも前に倒れて、いつも上を向いて
パリの洗礼を沢山浴びながら
毎日を楽しみたいと思います

郷に入れば、郷に従え
この際、パリのことをトコトン好きに
なってみようと思います
”フランス・パリをこよなく愛す”
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世の中には、パリ好きが沢山いるんですね
私も、早くパリが好きになれるといいなー
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